[index] CentreCOM x510シリーズ・AT-IX5-28GPX コマンドリファレンス 5.4.6
モード: インターフェースモード
カテゴリー: インターフェース / スイッチポート
(config-if)# flowcontrol both
(config-if)# flowcontrol receive {on|off}
(config-if)# no flowcontrol
対象スイッチポートでフローコントロール(802.3x PAUSEの送受信または受信のみ)を有効または無効にする。
no形式で実行した場合はフローコントロールを無効にする。
初期設定は無効。
both |
802.3x PAUSEの送受信を有効にする | ||||
receive {on|off} |
802.3x PAUSEの受信だけを有効にするときはon、無効にするときはoffを指定する |
■ スイッチポート1.0.1〜1.0.8でフローコントロール(PAUSEフレームの送受信)を有効にする。
awplus(config)# interface port1.0.1-port1.0.8 ↓ awplus(config-if)# flowcontrol both ↓ |
awplus(config)# interface port1.0.1-port1.0.8 ↓ awplus(config-if)# flowcontrol receive on ↓ |
awplus(config)# interface port1.0.1-port1.0.8 ↓ awplus(config-if)# flowcontrol receive off ↓ |
awplus(config)# interface port1.0.1-port1.0.8 ↓ awplus(config-if)# no flowcontrol ↓ |
■ 52ポート版(AT-x510-52GTX、AT-x510-52GPX、AT-x510DP-52GTX)、およびVCS構成時は、PAUSEフレームの送信(both)はサポート対象外で、PAUSEフレームの受信(receive)のみをサポート。
■ HOLブロッキングが発生する環境でPAUSEフレームの送信(both)を有効にする場合は、パケットロスを防止するため、必ず対向機器でもフローコントロールを有効にすること。
■ 同一スイッチポート上でPAUSEフレームの送信(both)とポートセキュリティー(switchport port-securityコマンド)を併用している場合、不正パケットを高レートで受信したときにPAUSEフレームを送信することがある。
■ IGMP、EPSR、xSTPなどの制御パケットをやりとりするポートでは、フローコントロールによってプロトコルの動作に支障をきたす可能性があるため、特別な理由がない限りPAUSEフレームの送信(both)をオンにしないこと。
■ フローコントロール(802.3x PAUSEの受信)を有効にすると、スイッチポートのデュプレックスモードがオートネゴシエーション以外の固定設定であっても、フローコントロールが動作する。
interface (グローバルコンフィグモード)
|
+- flowcontrol(インターフェースモード)
show flowcontrol interface(非特権EXECモード)
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