arp

モード: グローバルコンフィグモード
カテゴリー: IP / ARP

(config)# arp A.B.C.D HHHH.HHHH.HHHH [IFNAME]

(config)# arp A.B.C.D HHHH.HHHH.HHHH [IFRANGE]

(config)# no arp A.B.C.D

「arp ... [IFNAME]」の形式で実行した場合は、ARPキャッシュにスタティックエントリーを追加する。
「arp ... [IFRANGE]」の形式で実行した場合は、ユニキャストIPアドレスとマルチキャストMACアドレスの関連付けをしたARPエントリーを、NLBサーバーに接続されたポートを指定し、スタティック登録する。この形式は、NLBマルチキャストモードのみ対応。
「no arp A.B.C.D」の形式で実行した場合は、スタティックエントリーを削除する。


パラメーター

A.B.C.D IPアドレス
HHHH.HHHH.HHHH 物理（MAC）アドレス
IFNAME スイッチポートのインターフェース名。VLAN上にスタティックエントリーを追加するときは必須
IFRANGE インターフェース名。ハイフン、カンマを使い、2ポートまで指定可能。NLBマルチキャストモードのみ対応。


使用例

■ VLANインターフェース上にIPアドレス192.168.30.254、MACアドレス00-00-f0-f0-ab-cdのスタティックARPエントリーを登録する。ここでは、該当ホストがポート1.0.8配下に接続されているものと仮定している。

awplus(config)# arp 192.168.30.254 0000.f0f0.abcd port1.0.8 ↓

■ ポート1.0.1と1.0.2に接続されているNLBサーバーをスタティックARPエントリーとして登録する。
awplus(config)# arp 192.168.20.250 03df.ac20.1054 port1.0.1-1.0.2 ↓


コマンドツリー

configure terminal (特権EXECモード)
    |
    +- arp（グローバルコンフィグモード）


関連コマンド

arp-mac-disparity multicast(NLB)（インターフェースモード）
show arp（非特権EXECモード）


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