[index] CentreCOM x600シリーズ コマンドリファレンス 5.4.2

aaa accounting login

モード: グローバルコンフィグモード
カテゴリー: 運用・管理 / ユーザー認証


(config)# aaa accounting login {default|LISTNAME} EVENT group SERVER

(config)# no aaa accounting login {default|LISTNAME}


CLIログイン認証のアカウンティングを有効にする。
あるいは、CLIログイン認証用のアカウンティングサーバーリストを新規作成あるいは変更する。
no形式で実行した場合はCLIログイン認証のアカウンティングを無効にする。
あるいは、CLIログイン認証用のアカウンティングサーバーリストを削除する。
初期状態ではCLIログイン認証のアカウンティングは無効で、CLIログイン認証用のアカウンティングサーバーリストもデフォルトのもの以外存在しない。

CLIログイン認証のアカウンティング有効時は、CLIログイン認証をパスしたユーザーの情報をRADIUSアカウンティングサーバーに送信する。

ユーザー定義のアカウンティングサーバーリストが設定されていない端末では、デフォルトアカウンティングサーバーリストの設定が適用される。


パラメーター

default デフォルトアカウンティングサーバーリスト。ユーザー定義のアカウンティングサーバーリストが設定されていない端末には、デフォルトアカウンティングサーバーリストで指定されたRADIUSサーバーが順に使用される。
LISTNAME ユーザー定義のアカウンティングサーバーリスト。任意の名前を指定できる。ユーザー定義のアカウンティングサーバーリストはラインモードのaccounting loginコマンドで端末に関連付けることで初めて意味を持つ
EVENT := {start-stop|stop-only|none}
アカウンティング対象イベント。次のいずれかを選択する
start-stop 利用開始(ログイン)・終了(ログアウト)の両方
stop-only 利用終了(ログアウト)のみ
none なし
group SERVER := group {radius|tacacs+|GROUPNAME}
アカウンティング要求の送信先RADIUSサーバー。次のいずれかを選択する
radius radius-server hostコマンドで設定したすべてのRADIUSサーバーを順に試行する
tacacs+ tacacs-server hostコマンドで設定したすべてのTACACS+サーバーを順に試行する
GROUPNAME 指定したサーバーグループ(aaa group server radiusコマンドで作成)に所属するRADIUSサーバーだけを順に試行する


使用例

■ CLIログイン認証のアカウンティングを有効にする。ここでは、ユーザーのログインとログアウトの情報を記録するよう設定している。アカウンティング要求は、radius-server hostコマンドで登録したRADIUSサーバーに送る。

awplus(config)# aaa accounting login default start-stop group radius


■ 前の例と同様だが、アカウンティング要求の送信先をサーバーグループsrv4login所属のRADIUSサーバーだけに限定している。

awplus(config)# aaa accounting login default start-stop group srv4login


■ CLIログイン認証のアカウンティングを無効にする。

awplus(config)# no aaa accounting login default


コマンドツリー

configure terminal (特権EXECモード)
    |
    +- aaa accounting login(グローバルコンフィグモード)


関連コマンド

aaa group server radius(グローバルコンフィグモード)
accounting login(ラインモード)
radius-server host(グローバルコンフィグモード)



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