[index] CentreCOM x600シリーズ コマンドリファレンス 5.4.2

vlan

モード: VLANモード
カテゴリー: L2スイッチング / バーチャルLAN


(config-vlan)# vlan VLANRANGE [name VLANNAME] [state {enable|disable}]

(config-vlan)# no vlan VLANRANGE


VLANを定義、または、定義済みVLANの名前や状態を変更する。
no形式で実行した場合は、指定したVLANを削除する。


パラメーター

VLANRANGE VLAN ID(VID)。2〜4094の範囲から選択する。ハイフン、カンマを使った複数指定も可能
name VLANNAME VLAN名。VLAN IDを複数指定した場合は指定できない。最大32文字。省略時は「VLANXXXX」(XXXXは4桁のVLAN ID)となる。VLAN名はshow vlanコマンドなどで表示される単なる説明文字列(メモ)であり、コマンド中におけるVLANの指定や通信に用いられることは原則としてないが、ポート認証のダイナミックVLAN機能においては、RADIUSサーバーが通知するVLAN情報としてVLAN IDだけでなくVLAN名を使用することもできる(ダイナミックVLAN機能では、VLAN名をVLANの識別子として使える)。そのため、他のVLANと同じ名前を指定することはできない
state {enable|disable} VLANの状態(該当VLANに所属するパケットの転送を行うかどうか)。enabled(転送有効)、disable(転送無効)から選択する。VLAN作成時の初期値はenable


使用例

■ vlan100を作成する。ここでは、メモとして「silver」という名前を付けている。

awplus(config)# vlan database
awplus(config-vlan)# vlan 100 name silver


■ VLAN 10、20、30、40〜49を一度に作成する。

awplus(config)# vlan database
awplus(config-vlan)# vlan 10,20,30,40-49



注意・補足事項

■ VLAN名にスペースは使用できない。


コマンドツリー

vlan database (グローバルコンフィグモード)
    |
    +- vlan(VLANモード)


関連コマンド

auth dynamic-vlan-creation(インターフェースモード)
private-vlan(VLANモード)
private-vlan association(VLANモード)
show interface switchport(非特権EXECモード)
show vlan(特権EXECモード)
show vlan private-vlan(特権EXECモード)
switchport access vlan(インターフェースモード)
switchport mode(インターフェースモード)
switchport mode private-vlan(インターフェースモード)
switchport private-vlan host-association(インターフェースモード)
switchport private-vlan mapping(インターフェースモード)
switchport trunk allowed vlan(インターフェースモード)
switchport trunk native vlan(インターフェースモード)



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