[index] CentreCOM x610シリーズコマンドリファレンス 5.4.1

auth-web-server ipaddress

モード: グローバルコンフィグモード
カテゴリー: インターフェース / ポート認証

(config)# auth-web-server ipaddress A.B.C.D

(config)# no auth-web-server ipaddress

Web認証サーバーの待ち受けIPアドレスを設定する。
no形式で実行した場合は待ち受けIPアドレスの設定を削除する。
初期状態では未設定。

未設定時はシステムに設定されたすべてのIPアドレスで待ち受ける。設定時は設定したアドレスでのみ待ち受ける。

A.B.C.D Web認証サーバーの待ち受けIPアドレス

■ 通常はシステムに設定されているIPアドレスのうちの1つを指定すればよい。ネットワーク上に存在しないアドレス（仮想アドレス）を指定してもよいが、その場合は特に次の点に注意すること。

（仮想アドレス設定時に限定されないが）SupplicantからWeb認証サーバーへのHTTPパケットは、本製品のMACアドレス宛てに送信されなくてはならない。すなわち、HTTPパケットは、宛先MACアドレス＝本製品のMACアドレス、かつ、終点IPアドレス＝Web認証サーバーの待ち受けIPアドレス、になっている必要がある。
前記条件を満たすには、SupplicantのIPアドレスと仮想アドレスが異なるIPネットワークになるよう設定し、さらにSupplicantのデフォルトゲートウェイとして本製品のインターフェースアドレスを設定すること。

■ Web認証サーバーには、Web認証が有効なポートからのみアクセス可能。

configure terminal (特権EXECモード) | +- auth-web-server ipaddress（グローバルコンフィグモード）