[index] CentreCOM x610シリーズ コマンドリファレンス 5.4.1

distribute-list

モード: RIPngモード
カテゴリー: IPv6ルーティング / 経路制御(RIPng)


(config-router)# [no] distribute-list {LISTNAME|prefix PLISTNAME} {in|out} [IFNAME]


ディストリビュートリストを定義して、RIPngパケットの送受信時に経路をフィルタリングするよう設定する。
no形式で実行した場合はディストリビュートリストの定義を削除する。


パラメーター

LISTNAME 名前付き標準IPv6アクセスリスト名。破棄する経路エントリーをdeny、許可する経路エントリーをpermitするよう設定しておく
prefix PLISTNAME IPv6プレフィックスリスト名。破棄する経路エントリーをdeny、許可する経路エントリーをpermitするよう設定しておく
in|out ディストリビュートリストの適用方向。in(RIPng経路の受信時)、out(RIPng経路の送信時)から選択する
IFNAME IPv6インターフェース名。指定したインターフェースで送受信されるRIPv6経路だけをディストリビュートリストの対象にしたい場合に指定する。省略時はすべてのインターフェースに適用される


使用例

■ vlan10からは2001:10:10::/48の範囲におさまる経路をRIPngで送信しないよう設定する。

awplus(config)# ipv6 access-list standard no1010 deny 2001:10:10::/48
awplus(config)# ipv6 access-list standard no1010 permit any
awplus(config)# router ipv6 rip
awplus(config-router)# distribute-list no1010 out vlan10



コマンドツリー

router ipv6 rip (グローバルコンフィグモード)
    |
    +- distribute-list(RIPngモード)


関連コマンド

ipv6 access-list standard(グローバルコンフィグモード)
ipv6 prefix-list(グローバルコンフィグモード)
show ipv6 prefix-list(特権EXECモード)
show ipv6 protocols rip(特権EXECモード)



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