[index] CentreCOM x610シリーズ コマンドリファレンス 5.4.1

loop-protection

モード: グローバルコンフィグモード
カテゴリー: インターフェース / スイッチポート


(config)# loop-protection loop-detect [ldf-interval <5-600>] [ldf-rx-window <1-5>]

(config)# no loop-protection


LDF検出機能を有効化する。
no形式で実行した場合はLDF検出機能を無効化する。


パラメーター

ldf-interval <5-600> LDF(Loop Detection Frame)の送信間隔(秒)。初期値は10
ldf-rx-window <1-5> 送信したLDFの情報(LDF ID)をいくつまで保持するか。LDF受信時には、受信したLDFに書き込まれているLDF IDと、保持している送信済みLDF IDの情報を照合し、受信したLDF IDがいずれかの送信済みLDF IDと一致した場合にループが発生していると見なす。初期値は3


注意・補足事項

■ LDF検出とMACアドレススラッシングプロテクションを同一装置上で併用(同時使用)することはできない。初期状態ではMACアドレススラッシングプロテクションが有効なため、LDF検出を使う場合は、全ポートでMACアドレススラッシングプロテクションを無効化(thrash-limitingコマンドのactionパラメーターにnoneを指定する)してから、LDF検出を有効化すること。

■ port-disable、vlan-disable(初期設定)アクションを使用する場合は、LDFの帯域を制限するためのQoS設定が必要。詳しくは「インターフェース」/「スイッチポート」の解説編を参照。

■ スイッチポートが複数のVLANに所属している場合、該当ポートからは各VLANに対してLDFが送信される。


コマンドツリー

configure terminal (特権EXECモード)
    |
    +- loop-protection(グローバルコンフィグモード)


関連コマンド

loop-protection action(インターフェースモード)
loop-protection timeout(インターフェースモード)
show loop-protection(特権EXECモード)
snmp-server enable trap(グローバルコンフィグモード)
thrash-limiting(インターフェースモード)



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