[index] CentreCOM x610シリーズ コマンドリファレンス 5.4.1

router ipv6 ospf

モード: グローバルコンフィグモード --> OSPFv3モード
カテゴリー: IPv6ルーティング / 経路制御(OSPFv3)


(config)# [no] router ipv6 ospf PRECESS-ID


OSPFv3ルーティングプロセスを起動し、該当プロセスの設定を行うOSPFv3モードに移行する。
OSPFv3ルーティングプロセスがすでに起動している場合は、単にOSPFv3モードに移行する。
no形式で実行した場合は指定したOSPFv3ルーティングプロセスを停止し、OSPFv3のグローバル設定(OSPFv3モード以下で行う設定すべて)を削除する。この場合は、グローバルコンフィグモードのまま移動しない。

OSPFv3モードからグローバルコンフィグモードに戻るにはexitコマンド(空行でCtrl/Dを押しても同じ)を、特権EXECモードに戻るにはendコマンド(Ctrl/Zキー)を使う。


パラメーター

PRECESS-ID OSPFv3ルーティングプロセスのID。最大31文字。複数のプロセスを同時に使用しない場合は省略してかまわない


使用例

■ OSPFv3ルーティングプロセスを起動し、その設定を行うためのOSPFv3モードに入る。

awplus(config)# router ipv6 ospf
awplus(config-router)# 


■ OSPFv3ルーティングプロセスを停止する。no形式の場合はモード移動しないことに注目

awplus(config)# no router ipv6 ospf
awplus(config)# 


コマンドツリー

configure terminal (特権EXECモード)
    |
    +- router ipv6 ospf(グローバルコンフィグモード)
         |
         +- area default-cost(OSPFv3モード)
         +- area range(OSPFv3モード)
         +- area stub(OSPFv3モード)
         +- area virtual-link(OSPFv3モード)
         +- auto-cost reference bandwidth(OSPFv3モード)
         +- default-metric(OSPFv3モード)
         +- max-concurrent-dd(OSPFv3モード)
         +- passive-interface(OSPFv3モード)
         +- redistribute(OSPFv3モード)
         +- router-id(OSPFv3モード)


関連コマンド

end(任意のコンフィグモード)
exit(任意のモード)



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