[index] CentreCOM x610シリーズ コマンドリファレンス 5.4.3

ipv6 mld

モード: インターフェースモード
カテゴリー: IPv6マルチキャスト / MLD


(config-if)# [no] ipv6 mld


対象インターフェースでMLD機能を有効にする。
no形式で実行した場合は、対象インターフェースのMLD関連設定(MLD Snoopingを含む)をすべて削除し、初期設定に戻す。
初期状態ではMLD機能は無効。


使用例

■ vlan10インターフェースでMLD機能を有効にする。

awplus(config)# interface vlan10
awplus(config-if)# ipv6 mld


■ vlan20インターフェースのMLD関連設定をすべて初期状態に戻す。

awplus(config)# interface vlan20
awplus(config-if)# no ipv6 mld



注意・補足事項

■ マルチキャストルーティングを行うインターフェース(スタティックIPv6マルチキャストルーティングにおける上下流インターフェース、および、PIM-SMv6を有効化する各インターフェース)では、MLD機能を有効にすること。

■ 本コマンドをno形式で実行した場合は、対象インターフェースのMLD関連設定(MLD Snoopingを含む)がすべて削除され、結果的にMLD関連設定が初期状態に戻るので注意すること。

■ MLD機能は、システム起動後に作成された最初の100 VLANでのみ使用可能。詳しくは解説編の注意事項を参照。


コマンドツリー

interface (グローバルコンフィグモード)
    |
    +- ipv6 mld(インターフェースモード)


関連コマンド

ipv6 multicast route(グローバルコンフィグモード)
ipv6 multicast-routing(グローバルコンフィグモード)
ipv6 pim sparse-mode(インターフェースモード)
show ipv6 mld groups(非特権EXECモード)
show ipv6 mld interface(非特権EXECモード)



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