[index] CentreCOM x610シリーズ コマンドリファレンス 5.4.3
モード: インターフェースモード
カテゴリー: トラフィック制御 / Quality of Service
(config-if)# priority-queue QUEUELIST
対象スイッチポートの指定した送信キューでPQ方式のスケジューリング(絶対優先スケジューリング)を行うよう設定する。
初期状態では、すべての送信キューでPQを使用するよう設定されている。
PQ方式を使う送信キューの間では、上位キュー(番号の大きなキュー)の送信が完了するまで下位キューからはパケットが送信されない。
PQ方式の送信キューは、WRR方式のスケジューリングを行うキューより優先度が高いため、同一スイッチポート上でPQとWRRを併用している場合、PQ方式の送信キューにパケットが存在している間、WRR方式のキューからはパケットが送信されない。
QUEUELIST := |
{<0-7> & <0-7> & <0-7> & <0-7> & <0-7> & <0-7> & <0-7> & <0-7>} |
||||
送信キュー番号のリスト。スペース区切りで複数指定が可能 |
■ ポート1.0.13に対し、すべての送信キューでPQ方式を用いるよう設定する(初期設定)。
awplus(config)# interface port1.0.13 ↓ awplus(config-if)# priority-queue 0 1 2 3 4 5 6 7 ↓ |
■ 本コマンドを実行するには、あらかじめQoS機能を有効にしておく必要がある(mls qos enableコマンド)。
interface (グローバルコンフィグモード)
|
+- priority-queue(インターフェースモード)
mls qos enable(グローバルコンフィグモード)
wrr-queue weight(インターフェースモード)
show mls qos interface(非特権EXECモード)
show mls qos interface queue-counters(非特権EXECモード)
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