[index] CentreCOM x610シリーズ コマンドリファレンス 5.4.3

spanning-tree edgeport

モード: インターフェースモード
カテゴリー: L2スイッチング / スパニングツリープロトコル

(config-if)# [no] spanning-tree edgeport

（RSTP/MSTP）対象スイッチポートをエッジポート（他のブリッジが存在しないPCなどの端末接続用ポート）にする。spanning-tree portfastコマンドと同じ。
no形式で実行した場合は対象スイッチポートを通常ポート（非エッジポート）にする。
初期状態では各スイッチポートは通常ポート（非エッジポート）に設定されている。

エッジポートでは、フォワーディング状態への高速遷移が有効となる。また、エッジポートでは、ステータスが変化してもトポロジー変更通知が発生しないため、端末接続用ポートをエッジポートに設定しておけば、ネットワーク全体で無駄な処理を減らすことができる。

なお、エッジポートに設定していても、BPDUを受信した場合は通常ポート（非エッジポート）の動作となる。BPDUを受信しなくなると、再度エッジポートに戻る。

使用例

■ スイッチポート1.0.12をエッジポートに設定する。

awplus(config)# interface port1.0.12 ↓ awplus(config-if)# spanning-tree edgeport ↓

注意・補足事項

■ MSTPモードのときは、CIST（インスタンス0）に対する設定となる。

コマンドツリー

interface (グローバルコンフィグモード)
    |
    +- spanning-tree edgeport（インターフェースモード）


関連コマンド

show spanning-tree（非特権EXECモード）
show spanning-tree mst（非特権EXECモード）
spanning-tree autoedge（インターフェースモード）
spanning-tree portfast（インターフェースモード）
spanning-tree portfast bpdu-filter（グローバルコンフィグモード）
spanning-tree portfast bpdu-filter（インターフェースモード）
spanning-tree portfast bpdu-guard（グローバルコンフィグモード）
spanning-tree portfast bpdu-guard（インターフェースモード）

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