[index] CentreCOM x610シリーズ コマンドリファレンス 5.4.3

static-channel-group

モード: インターフェースモード
カテゴリー: インターフェース / リンクアグリゲーション(IEEE 802.3ad)


(config-if)# static-channel-group <1-96>

(config-if)# no static-channel-group


対象スイッチポートを指定したスタティックチャンネルグループ(手動設定のトランクグループ)に所属させる。
no形式で実行した場合は対象ポートをスタティックチャンネルグループから脱退させる。


パラメーター

<1-96> スタティックチャンネルグループ番号


使用例

■ ポート1.0.1〜1.0.4でスタティックチャンネルグループ「1」を構成する。

awplus(config)# interface port1.0.1-port1.0.4
awplus(config-if)# static-channel-group 1


■ ポート1.0.4をスタティックチャンネルグループから削除する。

awplus(config)# interface port1.0.4
awplus(config-if)# no static-channel-group


注意・補足事項

■ 本コマンドを通常形式で実行したとき、指定したスタティックチャンネルグループが存在していなかった場合は、該当スタティックチャンネルグループが自動的に作成される。

■ 本コマンドをno形式で実行したことにより、指定したスタティックチャンネルグループの所属ポート数が0になった場合は、該当スタティックチャンネルグループが自動的に削除される。

■ スタティックチャンネルグループは、通常のスイッチポートとほぼ同様に扱うことができる。したがって、スイッチポートを対象とする各種コマンドは、スタティックチャンネルグループに対してもほぼ同じように使える。各種コマンドでスタティックチャンネルグループを指定するときは、「saX」(Xは本コマンドで指定したスタティックチャンネルグループ番号)という形式の名前を使う。

■ スタティックチャンネルグループの設定を行うときは、あらかじめすべての所属ポートを、同一VLAN所属、かつ、同一タグ設定(accessかtrunk)にしておく必要がある。

■ スタティックチャンネルグループの設定を行うときは、あらかじめすべての所属ポートを、同一の通信速度(speedコマンド)、かつ、同一のデュプレックスモード(duplexコマンド)に設定しておく必要がある。所属ポートの通信速度・デュプレックスモードが統一されていない場合の動作はサポート対象外なので注意すること。

■ 作成できるトランクグループ(チャンネルグループ)の数は標準で最大32(手動設定と自動設定の合計)。フィーチャーライセンスにより合計100(自動設定最大32、手動設定最大96)まで拡張可能。


コマンドツリー

interface (グローバルコンフィグモード)
    |
    +- static-channel-group(インターフェースモード)


関連コマンド

show static-channel-group(非特権EXECモード)



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