[index] CentreCOM x610シリーズ コマンドリファレンス 5.4.3
モード: インターフェースモード
カテゴリー: L2スイッチング / バーチャルLAN
(config-if)# switchport trunk allowed vlan {all|none}
(config-if)# switchport trunk allowed vlan add VLANRANGE
(config-if)# switchport trunk allowed vlan remove VLANRANGE
(config-if)# switchport trunk allowed vlan except VLANRANGE
タグ付きポート(トランクポート)として設定されているスイッチポートの所属先タグVLANを指定する。
対象スイッチポートでは、タグ付きパケットのうち、本コマンドで指定したVLAN IDを持つものしか送受信しない。それ以外のVLAN IDを持つタグ付きパケットは受信時に破棄される。
なお、本コマンドでは、ネイティブVLAN(所属先タグなしVLAN)のVLAN IDを指定する必要はない。間違って指定するとネイティブVLANの設定がなし(none)になり、対象スイッチポートではタグなしパケットの送受信が行われなくなるので注意。
all |
すべてのVLAN ID(1〜4094)のタグ付きパケットを送受信するよう設定する | ||||
none |
どのVLAN IDのタグ付きパケットも受け入れないよう設定する | ||||
add VLANRANGE |
指定したVLAN IDのタグ付きパケットを送受信するよう設定する。VLAN ID(VID)は1〜4094の範囲から選択する。ハイフン、カンマを使った複数指定も可能。指定するVLANはvlanコマンドで定義済みのものでなくてはならない | ||||
remove VLANRANGE |
指定したVLAN IDのタグ付きパケットを送受信しないよう設定する。VLAN ID(VID)は1〜4094の範囲から選択する。ハイフン、カンマを使った複数指定も可能。指定するVLANはvlanコマンドで定義済みのものでなくてはならない | ||||
except VLANRANGE |
指定したVLAN ID以外のタグ付きパケットを送受信するよう設定する。VLAN ID(VID)は1〜4094の範囲から選択する。ハイフン、カンマを使った複数指定も可能。指定するVLANはvlanコマンドで定義済みのものでなくてはならない |
■ ポート1.0.12をタグ付きポート(mode trunk)に設定し、VLAN 2と3のタグ付きパケットだけを送受信するよう設定する。タグなしパケットはVLAN 1所属と見なす(初期設定)。
awplus(config)# interface port1.0.12 ↓ awplus(config-if)# switchport mode trunk ↓ awplus(config-if)# switchport trunk allowed vlan add 2,3 ↓ |
awplus(config)# interface port1.0.2 ↓ awplus(config-if)# switchport mode trunk ↓ awplus(config-if)# switchport trunk native vlan none ↓ awplus(config-if)# switchport trunk allowed vlan add 10,20,30 ↓ |
interface (グローバルコンフィグモード)
|
+- switchport trunk allowed vlan(インターフェースモード)
show interface switchport(非特権EXECモード)
show vlan(非特権EXECモード)
switchport mode(インターフェースモード)
switchport trunk native vlan(インターフェースモード)
vlan(VLANモード)
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