[index] CentreCOM x610シリーズ コマンドリファレンス 5.4.4
モード: 特権EXECモード
カテゴリー: アライドテレシスマネージメントフレームワーク(AMF) / コマンド
# atmf working-set {NODELIST | group GROUPLIST}
指定したノードを操作対象とするワーキングセットプロンプトに移動する。
本コマンドはマスターでのみ有効。
NODELIST |
ノード名。カンマ区切りで複数指定が可能(カンマの前後にスペースを入れないこと)。本来ノード名には大文字小文字の区別はないが、本パラメーターに限って大文字小文字を区別するので注意 | ||||
group GROUPLIST |
グループ名。カンマ区切りで複数指定が可能(カンマの前後にスペースを入れないこと)。atmf groupコマンドで定義したグループ名に加え、下記の予約済みグループ名も指定可能。all, current, local以外は大文字小文字を区別する | ||||
all |
すべてのノード | ||||
current |
現在の操作対象ノード | ||||
local |
ローカルノード(自ノード) | ||||
master |
すべてのマスター | ||||
poe |
すべてのPoE対応機種 | ||||
dc2500 |
AT-DC2552XS | ||||
x8100 |
すべてのSwitchBlade x8100 | ||||
x900 |
すべてのSwitchBlade x908とx900シリーズ | ||||
x610 |
すべてのx610シリーズ | ||||
x510 |
すべてのx510シリーズとAT-IX5-28GPX | ||||
x310 |
すべてのx310シリーズ | ||||
x230 |
すべてのx230シリーズ | ||||
x210 |
すべてのx210シリーズ | ||||
x200 |
すべてのx200シリーズ |
■ AMFノードFSW241とFSW242を操作対象とするワーキングセットプロンプトに移行する。
SBx81# atmf working-set FSW241,FSW242 ↓ =============== FSW241, FSW242: =============== Working set join AMF001[2]# |
SBx81# atmf working-set group all ↓ ============================================== ESW231, FSW241, FSW242, FSW243, FSW244, SBx81: ============================================== Working set join AMF001[6]# |
============================================== ESW231, FSW241, FSW242, FSW243, FSW244, SBx81: ============================================== |
AMF001[6]# |
AMF001[6]# configure terminal ↓ Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. AMF001[6](config)# interface port1.1.1-1.1.8 ↓ // これら5台のノードには ======================================= ESW231, FSW241, FSW242, FSW243, FSW244: ======================================= // port1.1.1(〜1.1.8)が存在しない % Can't find interface port1.1.1 // よって、これ以降のコマンドは6台中1台(SBx81)にしか適用されない AMF001[6:1](config-if)# |
AMF001[6:1](config-if)# exit ↓ AMF001[6](config)# |
AMF001[6]# atmf working-set group local ↓ ====== SBx81: ====== Working set join SBx81# |
Note - ワーキングセットプロンプトのEXECモード(特権、非特権とも)でexitコマンドを実行すると、マスターのCLIからログアウトしてしまうため注意。ワーキングセットプロンプトからマスターCLI単機のプロンプト(ローカルプロンプト)に戻りたいときは、上の例のように本コマンドでgroup localを指定すること。
■ ワーキングセットプロンプトでは、マスターのCLIにログインしたときのユーザー名、パスワードで他ノードへのアクセスを行う。そのため、AMFノード間では、ワーキングセット機能で使うユーザー名とパスワードを統一しておくこと。なお、マスターとユーザー名、パスワードの情報が一致していないノードはワーキングセット経由での操作ができないが、AMFリモートログイン機能(atmf remote-loginコマンド)であれば、userパラメーターを指定することで任意のユーザー名、パスワードによるログインが可能。
■ 特権パスワードが必要なユーザー(権限1〜14のユーザー)でマスターのCLIにログインしている場合、ワーキングセット経由でコマンドを実行するたびに特権パスワードの入力を求められる。これを回避するには、特権パスワードが不要なユーザーでマスターのCLIにログインすればよい。
atmf group(グローバルコンフィグモード)
atmf network-name(グローバルコンフィグモード)
atmf remote-login(特権EXECモード)
atmf restricted-login(グローバルコンフィグモード)
hostname(グローバルコンフィグモード)
show atmf group(特権EXECモード)
show atmf group members(特権EXECモード)
show atmf nodes(特権EXECモード)
show atmf working-set(特権EXECモード)
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