[index] CentreCOM x900シリーズ・SwitchBlade x908 コマンドリファレンス 5.3.3

mls qos fabric-queue

モード: グローバルコンフィグモード
カテゴリー: トラフィック制御 / Quality of Service

(config)# mls qos fabric-queue QUEUELIST {priority | wrr weight <1-30>}

(config)# no mls qos fabric-queue QUEUELIST

ファブリックキューで使用するスケジューリング方式（PQ、WRR）を指定する。WRRの場合は各キューの重み付け値も指定する。
no形式で実行した場合は初期設定に戻る。
初期状態では、すべてのファブリックキューでPQを使用するよう設定されている。


パラメーター

QUEUELIST := {<0-3> & <0-3> & <0-3> & <0-3>}
ファブリックキュー番号のリスト。スペース区切りで複数指定が可能
priority PQ（絶対優先）スケジューリングを使用する。初期設定
wrr weight <1-30> WRR（重み付きラウンドロビン）スケジューリングを使用する。この場合は各キューの重み付け値も指定する


使用例

■ ファブリックキュー0〜3において、1:2:4:8のWRRスケジューリングを使用するよう設定する。

awplus(config)# mls qos fabric-queue 0 wrr weight 1 ↓
awplus(config)# mls qos fabric-queue 1 wrr weight 2 ↓
awplus(config)# mls qos fabric-queue 2 wrr weight 4 ↓
awplus(config)# mls qos fabric-queue 3 wrr weight 8 ↓


■ ファブリックキュー2〜3において、PQを使用するよう設定する。

awplus(config)# mls qos fabric-queue 2 3 priority ↓


■ ファブリックキュー0〜3のスケジューリング方式を初期値のPQに戻す。

awplus(config)# no mls qos fabric-queue 0 1 2 3 ↓


注意・補足事項

■ 本コマンドを実行するには、あらかじめQoS機能を有効にしておく必要がある（mls qos enableコマンド）。


コマンドツリー

configure terminal (特権EXECモード)
    |
    +- mls qos fabric-queue（グローバルコンフィグモード）


関連コマンド

mls qos enable（グローバルコンフィグモード）
mls qos map fabric-queue（グローバルコンフィグモード）
show mls qos fabric-queue（非特権EXECモード）


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