[index] CentreCOM x900シリーズ・SwitchBlade x908 コマンドリファレンス 5.3.3
モード: BGPモード
カテゴリー: IPルーティング / 経路制御(BGP)
(config-router)# neighbor {A.B.C.D|GROUPNAME} update-source IFNAME
(config-router)# no neighbor {A.B.C.D|GROUPNAME} update-source
指定したBGPピアまたはBGPピアグループとの通信に使用する始点IPアドレスを指定する。具体的には、始点IPアドレスとして使いたいアドレスが設定されているインターフェースを指定する。
no形式で実行した場合は始点IPアドレスの指定を削除する。
初期状態では始点IPアドレスは指定されておらず、BGPパケットを送出するインターフェースのIPアドレスが始点IPアドレスとして自動的に使われる。
A.B.C.D |
BGPピアのIPアドレス | ||||
GROUPNAME |
BGPピアグループ名 | ||||
IFNAME |
インターフェース名 |
■ iBGPピア「R1」、「R2」間で、それぞれループバックインターフェースloのIPアドレスをBGPパケットの始点IPアドレスとして使うよう設定する。ここでは、実際の送出インターフェースはR1、R2ともにvlan1000で、設定されているIPアドレスはそれぞれ10.10.10.1/24、10.10.10.5/24と仮定する。対向ピアのループバックインターフェースに設定されたIPアドレスへの経路は、ここでは例としてスタティック設定しているが、RIP、OSPF等で通知してもよい。
R1(config)# interface lo ↓ R1(config-if)# ip address 10.0.0.1/32 ↓ R1(config-if)# exit ↓ R1(config)# ip route 10.0.0.5/32 10.10.10.5 ↓ R1(config)# router bgp 65010 ↓ R1(config-router)# neighbor 10.0.0.5 remote-as 65010 ↓ R1(config-router)# neighbor 10.0.0.5 update-source lo ↓ |
R2(config)# interface lo ↓ R2(config-if)# ip address 10.0.0.5/32 ↓ R2(config-if)# exit ↓ R2(config)# ip route 10.0.0.1/32 10.10.10.1 ↓ R2(config)# router bgp 65010 ↓ R2(config-router)# neighbor 10.0.0.1 remote-as 65010 ↓ R2(config-router)# neighbor 10.0.0.1 update-source lo ↓ |
router bgp (グローバルコンフィグモード)
|
+- neighbor update-source(BGPモード)
ip address(インターフェースモード)
neighbor peer-group(add)(BGPモード)
neighbor peer-group(create)(BGPモード)
neighbor remote-as(BGPモード)
show ip bgp(非特権EXECモード)
show ip bgp neighbors(非特権EXECモード)
show ip bgp summary(非特権EXECモード)
show ip interface(非特権EXECモード)
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