[index] CentreCOM x900シリーズ・SwitchBlade x908 コマンドリファレンス 5.3.3

platform enhancedmode

モード: グローバルコンフィグモード
カテゴリー: L2スイッチング / 一般設定


(config)# platform enhancedmode {qoscounters|nexthop}

(config)# no platform enhancedmode


スイッチチップのメモリー領域を特定の機能に割り当てるよう設定する。
no形式で実行した場合はメモリー領域を通常の用途に戻す。

本コマンド実行後は設定を保存して再起動する必要がある。


パラメーター

qoscounters メモリー領域をQoS機能におけるポリサーのメータリング統計保存用に割り当てる。この場合、使用できるトラフィッククラスの数が減少する
nexthop メモリー領域をネクストホップテーブルに割り当て、最大5000個のネクストホップ(経路)を登録できるようにする。この場合、使用できるマルチキャストグループとトラフィッククラスの数が減少する


注意・補足事項

■ 本コマンドでスイッチチップのメモリー領域を各機能に割り当てると、利用可能なトラフィッククラスやマルチキャストグループの数が減少するので注意。

■ QoSストームプロテクション(storm-protectionコマンド)を使用する場合は、あらかじめ本コマンドでqoscountersを指定し、メータリング統計保存機能を有効化しておく必要がある。

■ 本機能の設定は、システム起動時にスタートアップコンフィグから読み込まれたときだけ有効となる。そのため、本コマンドの実行後は、設定をスタートアップコンフィグに保存して再起動する必要がある。


コマンドツリー

configure terminal (特権EXECモード)
    |
    +- platform enhancedmode(グローバルコンフィグモード)


関連コマンド

show mls qos interface policer-counters(非特権EXECモード)
show platform(非特権EXECモード)
storm-protection(ポリシーマップ・クラスモード)



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