[index] CentreCOM x900シリーズ・SwitchBlade x908 コマンドリファレンス 5.3.4
モード: グローバルコンフィグモード
カテゴリー: 運用・管理 / コンフィグレーション
(config)# boot config-file FILEPATH
(config)# no boot config-file
起動時コンフィグ(スタートアップコンフィグ)の実体ファイルを指定する。
no形式で実行した場合は、初期設定の「flash:/default.cfg」に戻る。
FILEPATH |
起動時コンフィグ(スタートアップコンフィグ)の実体ファイルのパス。このファイルはフラッシュメモリー上に実在している必要がある。また、拡張子は.cfgでなくてはならない |
■ 実体ファイルの設定は、本コマンド実行時にシステムファイルに保存されるため、copyコマンドやwrite fileコマンド、write memoryコマンドなどでコンフィグに保存する必要はない。
■ スタートアップコンフィグの実体ファイルに指定されているファイルは、直接的なファイル操作が行えないよう保護される。たとえば、copyコマンドのコピー先に実体ファイルを指定して上書きコピーしようとしたり、deleteコマンドで実体ファイルを削除しようとしたり、moveコマンドで実体ファイルを移動・リネームしようとしたりすると、「Cannot overwrite 実体ファイル名 as it is configured as the boot config file」というエラーになる。スタートアップコンフィグの実体ファイルに変更を加えるときは、次項で述べるスタートアップコンフィグ専用のコマンドを使うこと。
■ スタートアップコンフィグに関する以下のコマンドは、本コマンドで設定した実体ファイルに対して作用する。たとえば、本コマンドでスタートアップコンフィグの実体ファイルをflash:/mystart.cfgに変更すると、それ以降write memoryコマンドを実行するたびにflash:/mystart.cfgが書き換えられるようになる。また、erase startup-configコマンドを実行するとflash:/mystart.cfgが削除されるようになる。
configure terminal (特権EXECモード)
|
+- boot config-file(グローバルコンフィグモード)
copy(特権EXECモード)
dir(特権EXECモード)
erase startup-config(特権EXECモード)
show boot(特権EXECモード)
show startup-config(特権EXECモード)
write file(特権EXECモード)
write memory(特権EXECモード)
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