[index] CentreCOM x900シリーズ・SwitchBlade x908 コマンドリファレンス 5.4.4
Note - VRRPv3は、ファームウェアバージョン5.4.2以前で使用されているVRRPv2とは互換性がありませんのでご注意ください。
Note - 本製品は、バーチャルIP/IPv6アドレスに対するICMP/ICMPv6に応答します。
Note - x900シリーズの本体ポート、および、拡張モジュールAT-XEM-12T、AT-XEM-12S、AT-XEM-1XPのポートが所属するVLANインターフェースでVRRPを使用する場合、CPU宛て通信の負荷が非常に高い環境では、VRRPパケットを適切に処理できず、VRRPの動作に支障をきたす場合があります。前記環境でVRRPを使用する場合は、VRRPパケットを優先的にCPUへ送るQoS設定の追加をおすすめします。詳細は「トラフィック制御」/「Quality of Service」の「高負荷環境における制御パケットの優先設定」をご覧ください。
RouterA(config)# router vrrp 100 vlan100 ↓ |
RouterA(config-router)# virtual-ip 10.100.100.32 backup ↓ |
RouterA(config-router)# priority 101 ↓ |
RouterA(config-router)# circuit-failover vlan200 2 ↓ |
RouterA(config-router)# enable ↓ RouterA(config-router)# exit ↓ |
RouterA(config)# router vrrp 200 vlan200 ↓ |
RouterA(config-router)# virtual-ip 10.100.200.32 backup ↓ |
RouterA(config-router)# priority 101 ↓ |
RouterA(config-router)# circuit-failover vlan100 2 ↓ |
RouterA(config-router)# enable ↓ |
RouterB(config)# router vrrp 100 vlan100 ↓ |
RouterB(config-router)# virtual-ip 10.100.100.32 backup ↓ |
RouterB(config-router)# priority 100 ↓ |
Note - 優先度100は初期値なので、実際には本コマンドを入力する必要はありません。
RouterB(config-router)# enable ↓ RouterB(config-router)# exit ↓ |
RouterB(config)# router vrrp 200 vlan200 ↓ |
RouterB(config-router)# virtual-ip 10.100.200.32 backup ↓ |
RouterB(config-router)# priority 100 ↓ |
Note - 優先度100は初期値なので、実際には本コマンドを入力する必要はありません。
RouterB(config-router)# enable ↓ |
Note - VLANインターフェースは、所属ポートがすべてリンクダウンして初めて「リンクダウン」状態になります。一方、VLAN所属ポートが1ポートでもリンクアップすれば、該当VLANインターフェースは「リンクアップ」状態になります。VRRPでは、VLANインターフェースのリンクアップ、リンクダウンを検出してマスタールーターを切り替えるため、VLAN所属ポートの設定に注意してください。上図のように、マスター、バックアップともVLAN所属ポートを1ポートのみとし、レイヤー2スイッチを介してクライアントや他のルーターと接続すると、確実にリンクダウンを検出させることができます。
RouterA(config)# router ipv6 vrrp 100 vlan100 ↓ |
RouterA(config-router)# virtual-ipv6 fe80::1 backup ↓ |
Note - バーチャルIPv6アドレスには、リンクローカルアドレスを指定する必要があります。
RouterA(config-router)# priority 101 ↓ |
RouterA(config-router)# circuit-failover vlan200 2 ↓ |
RouterA(config-router)# enable ↓ RouterA(config-router)# exit ↓ |
RouterA(config)# router ipv6 vrrp 200 vlan200 ↓ |
RouterA(config-router)# virtual-ipv6 fe80::1 backup ↓ |
Note - バーチャルIPv6アドレスには、リンクローカルアドレスを指定する必要があります。
RouterA(config-router)# priority 101 ↓ |
RouterA(config-router)# circuit-failover vlan100 2 ↓ |
RouterA(config-router)# enable ↓ |
RouterB(config)# router ipv6 vrrp 100 vlan100 ↓ |
RouterB(config-router)# virtual-ipv6 fe80::1 backup ↓ |
Note - バーチャルIPv6アドレスには、リンクローカルアドレスを指定する必要があります。
RouterB(config-router)# priority 100 ↓ |
Note - 優先度100は初期値なので、実際には本コマンドを入力する必要はありません。
RouterB(config-router)# enable ↓ RouterB(config-router)# exit ↓ |
RouterB(config)# router ipv6 vrrp 200 vlan200 ↓ |
RouterB(config-router)# virtual-ipv6 fe80::1 backup ↓ |
Note - バーチャルIPv6アドレスには、リンクローカルアドレスを指定する必要があります。
RouterB(config-router)# priority 100 ↓ |
Note - 優先度100は初期値なので、実際には本コマンドを入力する必要はありません。
RouterB(config-router)# enable ↓ |
Note - VLANインターフェースは、所属ポートがすべてリンクダウンして初めて「リンクダウン」状態になります。一方、VLAN所属ポートが1ポートでもリンクアップすれば、該当VLANインターフェースは「リンクアップ」状態になります。VRRPでは、VLANインターフェースのリンクアップ、リンクダウンを検出してマスタールーターを切り替えるため、VLAN所属ポートの設定に注意してください。上図のように、マスター、バックアップともVLAN所属ポートを1ポートのみとし、レイヤー2スイッチを介してクライアントや他のルーターと接続すると、確実にリンクダウンを検出させることができます。
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