[index] CentreCOM x900シリーズ・SwitchBlade x908 コマンドリファレンス 5.4.4
モード: インターフェースモード
カテゴリー: トラフィック制御 / Quality of Service
(config-if)# wrr-queue egress-rate-limit BANDWIDTH queues QUEUELIST
(config-if)# no wrr-queue egress-rate-limit queues QUEUELIST
対象スイッチポートの指定した送信キューに対して、送信レート上限値を設定する(キューシェーピングの設定)。
no形式で実行した場合は送信レート上限値の設定を削除する。
BANDWIDTH |
送信レート上限値。指定可能な値の範囲は1〜10000000Kbpsだが、実際に使用できるのは1〜2665845Kbps。また、粒度は651Kbpsなので、指定値が651Kbpsの倍数でない場合は倍数になるよう丸められる。次のいずれかの形式で指定する。単位文字は大文字小文字を区別しない | ||||
<1-10000000> |
単位を付けないときはKbps。「k」を後置しても同じ | ||||
<1m-10000m> |
「m」を後置したときはMbps | ||||
<1g-10g> |
「g」を後置したときはGbps | ||||
QUEUELIST := |
{<0-7> & <0-7> & <0-7> & <0-7> & <0-7> & <0-7> & <0-7> & <0-7>} |
||||
送信キュー番号のリスト。スペース区切りで複数指定が可能 |
■ ポート1.0.12の送信キュー0〜2の送信レートをそれぞれ5Mbpsに制限する。
帯域制限の粒度は651Kbpsなので、指定値が651Kbpsの倍数(5208Kbps = 651Kbps x 8)に丸められている点に注意。
awplus(config)# interface port1.0.12 ↓ awplus(config-if)# wrr-queue egress-rate-limit 5m queues 0 1 2 ↓ % Egress rate limit of port1.0.12 has been set to 5208 Kb |
awplus(config)# interface port1.0.12 ↓ awplus(config-if)# no wrr-queue egress-rate-limit queues 0 1 2 ↓ |
■ 本コマンドを実行するには、あらかじめQoS機能を有効にしておく必要がある(mls qos enableコマンド)。
■ 本コマンドはスタティックチャンネルグループ(saX)上では使用できない。
interface (グローバルコンフィグモード)
|
+- wrr-queue egress-rate-limit(インターフェースモード)
egress-rate-limit(インターフェースモード)
mls qos enable(グローバルコンフィグモード)
show mls qos interface(非特権EXECモード)
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