ワイヤレスマネージャー / APプロファイル:QoS


AIFSとコンテンションウィンドウ


無線インターフェースごと(1:2.4GHz帯、2:5GHz帯)にQoSの設定が可能です。
次の模式図の赤字の部分です。


AIFSとコンテンションウィンドウ

aifs フレーム送信間隔。前フレームの送信が終了した後に、待たなければならない時間。この時間(値)が短いほど、キューの優先度が高くなります。
CW コンテンションウィンドウ。送信の衝突を回避するためのランダムな待ち時間。より小さい乱数を発生させたステーションが送信権を得ます。
cwMin 最小コンテンションウィンドウ値。初回の乱数発生範囲(0〜cwMin)を決める数値。2のべき数より1小さい値。
例えば、初回0〜15で送信できなければ、2回目は0〜31の範囲で乱数を発生させます。2回目で送信できなければ、3回目は0〜63の範囲。送信できないたびに、cwMaxまで倍々に増加させます。cwMaxに到達しても送信できない場合は、0〜cwMaxで繰り返します。フレームが正しく送信されるか、フレームが破棄されるとcwMinにリセットされます。
cwMax 最大コンテンションウィンドウ値。


項目
初期値
コマンド
優先制御に関するQoSパラメーターの変更
アクセスポイント→無線クライアント
コマンドを参照 qos ap-edca
優先制御に関するQoSパラメーターの変更
無線クライアント→アクセスポイント
コマンドを参照 qos station-edca
Wi-Fiマルチメディアを有効にするか否か 有効 wmm
優先制御の設定内容の表示   show wireless ap profile radio qos



(C) 2015 アライドテレシスホールディングス株式会社

PN: 613-002105 Rev.B