oui database

モード: ワイヤレスマネージャーモード
カテゴリー: ワイヤレスマネージャー / グローバル設定

(config-wireless)# oui database HH:HH:HH NAME

(config-wireless)# no oui database HH:HH:HH

ローカルOUIデータベースにエントリーを追加する。
no形式で実行した場合は指定したエントリーを削除する。

MACアドレスの先頭3バイトはOUI（Organizationally Unique Identifier）と呼ばれ、MACアドレスを持つ機器の製造メーカーごとに決まった値が割り当てられている。

ワイヤレスマネージャーには既知のOUIのデータベースが組み込まれているため、各種showコマンドでは、検出されたアクセスポイントや無線クライアント（無線LANアダプター）のMACアドレスに加え製造メーカー名も表示される。

組み込みOUIデータベースに登録されていないOUIであっても、本コマンドを用いてローカルOUIデータベースに登録しておけば、各種showコマンドで製造メーカー名を表示させることができる。

また、OUIの検索はローカルOUIデータベース、組み込みOUIデータベースの順にファーストマッチで行われるため、組み込みOUIデータベースに登録されているOUIをローカルOUIデータベースにも登録することで製造メーカー名をオーバーライドし、任意の製造メーカー名で表示させることも可能。


パラメーター

HH:HH:HH MACアドレスの先頭3オクテット（OUI）
NAME OUIに対応する組織名（製造メーカー名）。半角英数記号最大32文字


使用例

■ OUI「00:fa:ce」に対応する組織名として「MyVendorName」を登録する。

awplus(config-wireless)# oui database 00:fa:ce MyVendorName ↓


注意・補足事項

■ OUIの先頭オクテットの最下位ビットは「0」になるため、先頭オクテット「xx」は必ず偶数になる（xxの2文字目は0,2,4,6,8,a,c,eのどれかになる）。たとえば「02:ff:ff」はありうるが、「03:ff:ff」はありえない。


コマンドツリー

wireless (グローバルコンフィグモード)
    |
    +- oui database（ワイヤレスマネージャーモード）


関連コマンド

show wireless oui database（特権EXECモード）


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