[index] CentreCOM x930シリーズ コマンドリファレンス 5.4.5
  
  モード: グローバルコンフィグモード
    
  
  
  カテゴリー: L2スイッチング / スパニングツリープロトコル
  
  
(config)# [no] spanning-tree {stp|rstp|mstp} enable
動作モードに応じたスパニングツリープロトコルの動作を有効にする。
no形式で実行した場合は、スパニングツリープロトコルの動作を無効にする。
spanning-tree modeコマンドで動作モードを変更した直後は、該当モードにおけるスパニングツリープロトコルの動作が有効になっている。
| stp | STP(IEEE 802.1D)。STPモード時に指定する | ||||
| rstp | RSTP(IEEE 802.1w)。RSTPモード時に指定する | ||||
| mstp | MSTP(IEEE 802.1s)。MSTPモード時に指定する | ||||
■ STPの動作を無効にする。
| awplus(config)# no spanning-tree stp enable ↓ | 
| awplus(config)# no spanning-tree rstp enable ↓ | 
| awplus(config)# no spanning-tree mstp enable ↓ | 
■ 本コマンドを実行するには、あらかじめspanning-tree modeコマンドでスパニングツリープロトコルの動作モードを適切に設定しておく必要がある(動作モードの初期設定はRSTP)。
■ トランクグループの作成後にMSTPを有効にすると、ポートがリンクダウンしてもFDBに学習したMACアドレスがクリアされなくなる。これを回避するには、トランクグループの作成前にMSTPを有効化するか、MSTPを有効化した後で設定を保存して再起動すること。
    
                            configure terminal (特権EXECモード)
    
                        |
          +- spanning-tree enable(グローバルコンフィグモード)
    
    
    
show spanning-tree(非特権EXECモード)
spanning-tree mode(グローバルコンフィグモード)
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