protection

モード: APプロファイル・無線モード
カテゴリー: ワイヤレスマネージャー / APプロファイル:無線インターフェース


(config-wireless-ap-prof-radio)# protection {auto|off}

(config-wireless-ap-prof-radio)# no protection


対象APプロファイルの対象無線インターフェースにおいて、異なる規格間での干渉を防止(プロテクション)するかどうかを設定する。
no形式で実行した場合は初期設定に戻る。
初期設定はauto。


パラメーター

auto 自動プロテクション。IEEE 802.11n/acモード時に従来規格(IEEE 802.11a/b/g)の機器(無線クライアントや他のアクセスポイント)を検出すると信号の送信(プロテクション)を行い、通信速度の低下を軽減する。IEEE 802.11n、acと従来規格の機器が混在する環境では必ずautoに設定すること。初期値
off プロテクション無効。干渉防止のための信号を送信しない。IEEE 802.11n/acと従来規格の機器が混在している環境でプロテクションを無効にすると、それらの機器間で無線電波の干渉(コリジョン)が多発し、パフォーマンスが著しく下がるため注意すること


使用例

■ APプロファイル「2」において、無線インターフェース「1」では異なる規格間での干渉防止機能をオフにする。

awplus(config-wireless)# ap profile 2
awplus(config-wireless-ap-prof)# radio 1
awplus(config-wireless-ap-prof-radio)# protection off


注意・補足事項

■ autoに設定している場合、2.4GHz帯の「IEEE 802.11b/g」モード時には、IEEE 802.11bとIEEE 802.11gの干渉のプロテクションを行う。


コマンドツリー

radio (APプロファイルモード)
    |
    +- protection(APプロファイル・無線モード)


関連コマンド

show wireless ap profile radio(特権EXECモード)



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