[index] CentreCOM x930シリーズ コマンドリファレンス 5.4.5
モード: APプロファイル・無線モード
カテゴリー: ワイヤレスマネージャー / APプロファイル:無線インターフェース
(config-wireless-ap-prof-radio)# rts-threshold <0-2347>
(config-wireless-ap-prof-radio)# no rts-threshold
対象APプロファイルの対象無線インターフェースにおけるRTSしきい値を変更する。
no形式で実行した場合は初期値に戻る。
初期値は2347。
RTSしきい値は、RTS(送信要求)パケットの事前送信が必要となるデータパケットの最小サイズ。送信しようとしているデータパケットのサイズがRTSしきい値より大きい場合、アクセスポイントは最初にRTSパケットを送信してから、データパケットを送信する。
RTSしきい値を低く設定すると頻繁にRTSパケットが送信されるため、無線帯域が余計に消費されスループットも低下するが、もともとトラフィックや干渉の多い無線ネットワークではコリジョンや干渉の改善が見られるケースもある。しかし、通常RTSしきい値の変更は推奨されない。
<0-2347> |
RTSしきい値(バイト)。2347の場合はRTSパケットを送信しない。初期値は2347 |
■ APプロファイル「2」において、無線インターフェース「1」のRTSしきい値を1000に変更する。
awplus(config-wireless)# ap profile 2 ↓ awplus(config-wireless-ap-prof)# radio 1 ↓ awplus(config-wireless-ap-prof-radio)# rts-threshold 1000 ↓ |
radio (APプロファイルモード)
|
+- rts-threshold(APプロファイル・無線モード)
show wireless ap profile radio(特権EXECモード)
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