rts-threshold

モード: APプロファイル・無線モード
カテゴリー: ワイヤレスマネージャー / APプロファイル:無線インターフェース


(config-wireless-ap-prof-radio)# rts-threshold <0-2347>

(config-wireless-ap-prof-radio)# no rts-threshold


対象APプロファイルの対象無線インターフェースにおけるRTSしきい値を変更する。
no形式で実行した場合は初期値に戻る。
初期値は2347。

RTSしきい値は、RTS(送信要求)パケットの事前送信が必要となるデータパケットの最小サイズ。送信しようとしているデータパケットのサイズがRTSしきい値より大きい場合、アクセスポイントは最初にRTSパケットを送信してから、データパケットを送信する。

RTSしきい値を低く設定すると頻繁にRTSパケットが送信されるため、無線帯域が余計に消費されスループットも低下するが、もともとトラフィックや干渉の多い無線ネットワークではコリジョンや干渉の改善が見られるケースもある。しかし、通常RTSしきい値の変更は推奨されない。


パラメーター

<0-2347> RTSしきい値(バイト)。2347の場合はRTSパケットを送信しない。初期値は2347


使用例

■ APプロファイル「2」において、無線インターフェース「1」のRTSしきい値を1000に変更する。

awplus(config-wireless)# ap profile 2
awplus(config-wireless-ap-prof)# radio 1
awplus(config-wireless-ap-prof-radio)# rts-threshold 1000


コマンドツリー

radio (APプロファイルモード)
    |
    +- rts-threshold(APプロファイル・無線モード)


関連コマンド

show wireless ap profile radio(特権EXECモード)



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