arp-mac-disparity unicast(NLB)

モード: インターフェースモード
カテゴリー: IP / ARP


(config-if)# [no] arp-mac-disparity unicast


ユニキャストモードで動作しているNLBサーバーのARP(仮想IP/MAC)がダイナミックに登録された場合、該当仮想IPアドレス宛てのパケットを同一のVLAN内にフラッディングするよう設定する。
no形式で実行した場合は初期設定に戻す。

初期設定時(本コマンド未設定時)は、ユニキャストモードで動作しているNLBサーバーのARP(仮想IP/MAC)がダイナミックに登録された場合でも、該当仮想IPアドレス宛てのパケットはARP登録ポートにだけ出力される。

NLBの設定に関しては、「IP」の「ARP」を参照。


注意・補足事項

■ 本コマンドの設定により、ユニキャストモードのNLBサーバー宛てトラフィックがVLAN内でフラッディングされるようになる。本コマンド設定時は、NLBサーバー専用のVLANを作成するなどして、該当トラフィックが他の機器に送信されないよう設定することを推奨する。

■ 本コマンドはMicrosoft NLBのユニキャストモードに対応するためのもの。NLBサーバーがユニキャストモードで動作しているVLANでは、必ず本コマンドを有効に設定すること。


コマンドツリー

interface (グローバルコンフィグモード)
    |
    +- arp-mac-disparity unicast(NLB)(インターフェースモード)

関連コマンド

arp-mac-disparity multicast(NLB)(インターフェースモード)
arp-mac-disparity multicast-igmp(NLB)(インターフェースモード)
clear arp-cache(特権EXECモード)
show arp(非特権EXECモード)



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