atmf backup bandwidth

モード: グローバルコンフィグモード
カテゴリー: アライドテレシスマネージメントフレームワーク(AMF) / コマンド


(config)# atmf backup bandwidth <0-1000>

(config)# no atmf backup bandwidth


AMFバックアップデータの転送に使用する帯域を指定値までに制限する。
no形式で実行した場合は制限を解除する。
初期設定は無制限。

本コマンドはマスターでのみ有効。


パラメーター

<0-1000> バックアップデータの転送に使用する最大帯域(Kbyte/sec)。初期値の0は無制限を示す


使用例

■ AMFバックアップデータの転送帯域を750Kbyte/secまでに制限する。

SBx81(config)# atmf backup bandwidth 750

■ AMFバックアップデータの転送帯域を無制限に戻す。
SBx81(config)# no atmf backup bandwidth


注意・補足事項

■ 初回バックアップ時は転送量が多いため、AMF仮想リンク(atmf virtual-link)を使用している環境などでは、PINGなどのパケットロスが発生する場合がある。そのような環境でも、本コマンドで転送帯域を制限することによりパケットロスを防ぐことができる。

■ バックアップ実行中にCPU使用率が高くなることがある。その場合は、本コマンドでバックアップデータの転送帯域を制限すること。

■ 本コマンドで転送帯域を制限した場合はバックアップの所要時間が長くなる。以下、初回バックアップ時間の参考値を示す。

[測定環境]

[初回バックアップ時間の測定値(参考)]
設定なし(無制限) 1分49秒
atmf backup bandwidth 1000 2分54秒
atmf backup bandwidth 750 3分50秒
atmf backup bandwidth 500 5分45秒
atmf backup bandwidth 250 11分20秒
Note
上記参考値は初回バックアップ時のもの。2回目以降は差分のみ転送するため、一般的に初回バックアップ時より所要時間が短くなる。

■ AT-DC2552XSでは、外部メディアはサポート対象外のため、AMFバックアップデータの保存先としては外部のSSHサーバーのみ使用可能。


コマンドツリー

configure terminal (特権EXECモード)
    |
    +- atmf backup bandwidth(グローバルコンフィグモード)

関連コマンド

atmf backup enable(グローバルコンフィグモード)
atmf backup now(特権EXECモード)
show atmf backup(特権EXECモード)



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