atmf provision node create

モード: 特権EXECモード
カテゴリー: アライドテレシスマネージメントフレームワーク(AMF) / コマンド


# atmf provision node NODENAME create


指定した名前のAMFノード用に空の事前設定データ領域(ディレクトリー)を作成する。

本コマンドは、ゼロタッチインストレーションのため、新規AMFノードの事前設定を行うとき最初に使用するコマンド。

本コマンドで事前設定データ領域を作成した後は、atmf provision node locateコマンドで該当データ領域内のflashディレクトリーに移動してコンフィグファイルを編集したり、atmf provision node configure boot systemコマンドやatmf provision node configure boot configコマンドでファームウェアやコンフィグを指定したりできる。また、atmf provision node license-certコマンドでは有効化するライセンスの指定が可能。

その後、新規ノードを接続する既存ノードのAMF接続ポートに対して、インターフェースモードのatmf provisionコマンドで事前設定ノード名を関連付けることで、該当ポートに新規ノードを接続したとき、ゼロタッチインストレーションによる新規ノードの自動セットアップが行われるようになる。

本コマンドはマスターでのみ有効。


パラメーター

NODENAME 事前設定するAMFノード名。大文字小文字を区別しない


使用例

■ 新規ノードESW233用に空の事前設定データ領域を作成する。

SBx81# atmf provision node ESW233 create


注意・補足事項

■ 指定したノードの事前設定データまたはバックアップデータが存在する場合は、そのデータを削除してから本コマンドを実行すること。

■ AMFのバックアップ先としてSSHサーバー(atmf backup server)を2台設定している場合、本コマンドを含むatmf provision node xxxxコマンドで事前設定データの作成・削除・変更を行ったときや、事前設定データをファイル操作CLIによって直接変更したときは、atmf backup synchronizeコマンドを実行して、2台のサーバー間でデータを同期すること(手動・自動バックアップのときのようにSSHサーバー間の自動同期は行われないため)。


関連コマンド

atmf provision(インターフェースモード)
atmf provision node clone(特権EXECモード)
atmf provision node configure boot config(特権EXECモード)
atmf provision node configure boot system(特権EXECモード)
atmf provision node delete(特権EXECモード)
atmf provision node license-cert(特権EXECモード)
show atmf provision nodes(特権EXECモード)



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