atmf remote-login

モード: 特権EXECモード
カテゴリー: アライドテレシスマネージメントフレームワーク(AMF) / コマンド


# atmf remote-login [user NAME] NODENAME


指定したAMFノードのコンソールにリモートログインする。
該当ノードだけを対象とするワーキングセットプロンプトでもほぼ同じことができるので、通常本コマンドを使う必要はないが、ワーキングセットプロンプトとは異なり任意のユーザー名を指定でき、また、consoleログが表示されるため、AMF自動検出機能によってAMFネットワークに参加したご購入時状態(AMFクリーン状態)のスイッチに初期設定を施すときや、手動リカバリー時(atmf recoverコマンド)には本コマンドを使うほうがよい。

本コマンドはマスターでのみ有効。


パラメーター

user NAME ログインユーザー名。指定時は指定したユーザー名でログインを試行し、必要に応じてパスワードの入力を求めてくる。省略時はマスターのCLIにログインしたときのユーザー名とパスワードでログインを試行するが、パスワードの入力は求めてこないためマスターとログイン先ノードでユーザー情報が一致していない場合はエラーとなる
NODENAME ログイン先ノード名。大文字小文字を区別しない。show atmf nodesコマンドで確認可能


使用例

■ AMFノードESW231にリモートログインする。
userパラメーターを省略した場合は、マスターにログインしたときのユーザー名、パスワードでログインを試みる。ログインできない場合はその場でコマンドエラーとなる。

SBx81# atmf remote-login ESW231
Type 'exit' to return to SBx81.

AlliedWare Plus (TM) 5.4.7 xx/xx/xx xx:xx:xx

ESW231> 

■ 新規AMFノードhost_001a_eb54_e0c5に初期設定のユーザー名managerでリモートログインする。
userパラメーターを指定した場合は、指定したユーザー名でログインを試みる。また、必要に応じてパスワードの入力を求めるため、マスターとログイン先ノードでユーザー情報が異なっていてもよく、たとえばマスター側でmanagerパスワードを変更していても、ご購入時状態(AMFクリーン状態)のスイッチにログインできる。
SBx81# atmf remote-login user manager host_001a_eb54_e0c5
Type 'exit' to return to SBx81.
manager@172.31.0.5's password:

AlliedWare Plus (TM) 5.4.7 xx/xx/xx xx:xx:xx

awplus> 
userパラメーター指定時のパスワードの扱いは次のとおり。
  1. 指定したユーザー名が、マスターにログインしたときのユーザー名と同じなら、最初にマスターにログインしたときのパスワードを自動的に試し、それでログインできない場合はパスワードプロンプトを表示してユーザーに入力を求め、userパラメーターで指定したユーザー名と、パスワードプロンプトで入力されたパスワードでログインを再試行する。

  2. 指定したユーザー名が、マスターにログインしたときのユーザー名と異なる場合は、最初にパスワードプロンプトを表示してユーザーに入力を求め、userパラメーターで指定したユーザー名と、パスワードプロンプトで入力されたパスワードを使ってログインを試みる。


注意・補足事項

■ リモートログインセッションを複数同時に開くことはできない。


関連コマンド

atmf recover(特権EXECモード)
atmf restricted-login(グローバルコンフィグモード)
atmf working-set(特権EXECモード)
hostname(グローバルコンフィグモード)
show atmf nodes(特権EXECモード)



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