ip igmp snooping source-timeout

モード: インターフェースモード
カテゴリー: IPマルチキャスト / IGMP Snooping


(config-if)# ip igmp snooping source-timeout <0-86400>

(config-if)# no ip igmp snooping source-timeout


対象VLANインターフェースにおける、IGMP Snoopingの未登録マルチキャストグループ保持時間を設定する。
no形式で実行した場合は対象VLANインターフェース固有の保持時間設定を削除する。
初期状態は未設定。

本コマンドで設定したVLANインターフェース固有の保持時間は、ip igmp snooping source-timeoutコマンド(グローバルコンフィグモード)による全体設定よりも優先される。本コマンドが設定されていないVLANでは、全体設定が使用される。


パラメーター

<0-86400> 未登録マルチキャストグループの保持時間。0は無期限に保持する(削除しない)ことを意味する。初期状態ではVLANインターフェース固有の保持時間は設定されていないため、全体設定(ip igmp snooping source-timeoutコマンド(グローバルコンフィグモード))が使用される


注意・補足事項

■ 本コマンドを0に設定している場合、未登録マルチキャストグループを削除するにはclear ip igmpコマンドを使う。

■ 本コマンドの設定は、本コマンドの実行後に生成されるエントリーにだけ影響し、既存のエントリーには影響しない。本コマンドの設定をすべてのエントリーに適用したい場合は、clear ip igmpコマンドで既存エントリーをいったん削除すること。

■ 本コマンドは、マルチキャストトラフィックの送信者だけが存在し、受信者は存在しないネットワークでのみ使用可能。マルチキャスト受信者(IGMPホスト)の存在するネットワーク(インターフェース)では使用しないこと。


コマンドツリー

interface (グローバルコンフィグモード)
    |
    +- ip igmp snooping source-timeout(インターフェースモード)

関連コマンド

clear ip igmp(特権EXECモード)
ip igmp snooping source-timeout(グローバルコンフィグモード)
show ip igmp interface(非特権EXECモード)
show ip igmp snooping source-timeout(非特権EXECモード)



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