ip rip send version

モード: インターフェースモード
カテゴリー: IP / 経路制御(RIP)


(config-if)# ip rip send version {1 & 2 | 1-compatible}

(config-if)# no ip rip send version


対象インターフェースから送信するRIPパケットのバージョンを指定する。
no形式で実行した場合は初期値に戻る。

本コマンドによる設定は、versionコマンドによる全体設定よりも優先される。


パラメーター

1 & 2 | 1-compatible RIPパケットのバージョン。1、2のいずれか、あるいは両方(スペース区切りで複数指定が可能)を指定する。また、1-compatibleも単独で指定可能。初期値は2のみ
1 バージョン1形式パケットをサブネットブロードキャストアドレス宛てに送信する
2 バージョン2形式パケットをマルチキャストアドレス224.0.0.9宛てに送信する。初期値
1-compatible バージョン2形式パケットをサブネットブロードキャストアドレス宛てに送信する


使用例

■ vlan20インターフェースから、バージョン1とバージョン2両方のRIPパケットを送信するよう設定する。

awplus(config)# interface vlan20
awplus(config-if)# ip rip send version 1 2


コマンドツリー

interface (グローバルコンフィグモード)
    |
    +- ip rip send version(インターフェースモード)

関連コマンド

ip rip receive version(インターフェースモード)
show ip protocols rip(非特権EXECモード)
version(RIPモード)



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