ntp discard average

モード: グローバルコンフィグモード
カテゴリー: 運用・管理 / NTP


(config)# ntp discard average <1-16>

(config)# no ntp discard average


NTPの受信レート制限機能における平均受信間隔の許容最小値を変更する。
no形式で実行した場合は初期値に戻る。
初期値は3。

Note
本コマンドでは最小値を2のべき乗の指数として指定するため、初期値 3 は 8 秒(=2の3乗)を意味する。

本コマンドの設定は、ntp restrictコマンドでlimitedを指定したホストからのNTPパケットに対してのみ適用される。


パラメーター

<1-16> 許容される平均受信間隔の最小値(秒)を2のべき乗の指数で指定する。指定値と実際の秒数の対応は次のとおり。初期値は3(8秒)
1 2秒
2 4秒
3 8秒
4 16秒
5 32秒
6 64秒
7 128秒
8 256秒
9 512秒
10 1024秒
11 2048秒
12 4096秒
13 8192秒
14 16384秒
15 32768秒
16 65536秒


使用例

■ 受信レート制限機能を適用したホストからの平均受信間隔が4秒未満になったとき、該当パケットを破棄するよう設定する。

awplus(config)# ntp discard average 2

■ 受信レート制限機能における最小平均受信間隔を初期値に戻す。
awplus(config)# no ntp discard average


コマンドツリー

configure terminal (特権EXECモード)
    |
    +- ntp discard average(グローバルコンフィグモード)

関連コマンド

ntp discard minimum(グローバルコンフィグモード)
ntp restrict(グローバルコンフィグモード)



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