[index] CentreCOM EG1004TX コマンドリファレンス 1.0.0-23
カテゴリー:VoIP / E&Mインターフェース
voip ep analogue set name digitmap digit-map
name: 既存の論理インターフェース名(VOIP EP ANALOGUE LISTコマンドで表示される)
digit-map: デジットマップ条件式(32文字まで)
PBX(論理インターフェース)からダイヤル数字を受信する際に受け付けるダイヤルパターンと、ダイヤル終了を検出する方式を設定する。
本製品は、次の3種類の方法でダイヤル終了を検出することができる。(3)は通常PBXの拠点間接続で使用しない。また、(2)も極力使用しないようにすること。
(1) 登録数字パターンの一致による桁数決定
(2) ダイヤル数字受信桁間タイマー(Inter-digit partial time)の満了によるダイヤル終了(デフォルト設定)
(3) ダイヤル数字「#」または「*」の受信によるダイヤル終了
受信したダイヤルがダイヤルパターンに一致しない場合、本製品は即座にビジートーンを送信する。
文字 | 意味 |
0〜9 | 各値の一桁に一致する |
x | 0〜9の任意の値一桁に一致する |
[ ] | 括弧内の値の何れか一桁に一致する |
-(ハイフン) | [ ]と併用して範囲を示す。例えば、[1-5]は[12345]と同じ意味になる |
.(コンマ) | 任意の桁の並びに一致する。桁数が0(存在しない)場合にも一致する。「.」を使用する場合は、その後に「#」「*」「T」を付加する必要がある |
| | 複数のデジットマップパターンを列挙するときの区切り文字 |
#、* | ダイヤル数字「#」「*」によるダイヤル終了に一致する |
T | 桁間タイマーの満了によるダイヤル終了に一致する。 |
1xxx|2xxx|3xxx、[123]xxx、[1-3]xxx | 先頭1桁が「1」または「2」または「3」で始まる4桁の数字を受けとった時点でダイヤル終了と見なす。先頭の1桁がそれ以外、または4桁より少ないダイヤル数字を受信するとビジートーンを送信する。 |
x.T | 任意の桁を受信することができ、桁間タイマーの満了でダイヤル終了と見なす。ただし、ダイヤル数字を一切受信しなければビジートーンを送信する。 |
51x.# | 先頭2桁が「51」で任意桁数受信ができ、ダイヤル数字「#」の受信でダイヤル終了と見なす。「#」の前までが、ダイヤル数字として認識される。 |
例 |
■ 「enm1」ポートに、「x.T」という条件を設定する。数字の連続の後に、inter-digit timeの最大値に設定された時間が経過すると一致する。
--> voip ep analogue set enm1 digitmap x.T
■ 「enm1」ポートに、「[2-4]xx」という条件を設定する。「297」「410」など234で始まる3桁の数字に一致する。
--> voip ep analogue set enm1 digitmap [2-4]xx
備考・注意事項 |
digitmapパラメーターの値として、33文字以上のデジットマップ条件式を入力してはいけない。
関連コマンド |
VOIP EP ANALOGUE CREATE
VOIP EP ANALOGUE DELETE
VOIP EP ANALOGUE DISABLE
VOIP EP ANALOGUE ENABLE
VOIP EP ANALOGUE LIST
VOIP EP ANALOGUE SHOW
(C) 2005 アライドテレシスホールディングス株式会社
PN: 613-000314 Rev.A