[index] CentreCOM EG1004TX コマンドリファレンス 1.0.0-23
■ メディア(音声、RTP/RTCPパケット)の伝送に使用するポートの範囲を設定することができます。
ポートの範囲を設定することにより、使用されるポートが明確になるため、メディアパケットがファイアーウォールを通過するときに、正しいポートを開放することができます。
ポートの範囲設定は、VOIP MEDIA SET PORTRANGEコマンドを使用します。
1つのメディアあたり、最低でも2ポートを必要とします。
このコマンドで設定したポートは、RTPパケットの送受信ポートとして使用されます。
■ RTPセッションのトラフィックに対するフロー制御、クロック同期などを管理するRTCPをサポートしています。RTCPを有効にするには、VOIP MEDIA SET RTCPコマンドを使用します。
■ RTPのセッションタイムアウト値(ネットワーク障害の発生を検出するためのタイムアウト値)は、VOIP MEDIA SET SESSIONTIMEOUTコマンドで設定します。
RTPパケットを受信できない時間が、このコマンドで設定した時間を超えると、呼は解放されたものと見なされます。
(C) 2005 アライドテレシスホールディングス株式会社
PN: 613-000314 Rev.A