無線APの通信性能についてのご注意
無線クライアントとの通信時、無線APは通信を高速に行うために高速通信用テーブルにセッションを登録して通信しますが、テーブルの上限数である4096件を超えるとCPU処理による通信を行うようになり、スループットのパフォーマンスが著しく低下します。このセッションは以下の情報を元に登録されます。
- source IP address
- source port number
- destination IP address
- destination port number
- transport protocol (UDP/TCP)
高速通信用テーブルへの登録が4096件を超えた場合は下記のログが出力されます。
kernel.notice ECM connection count exceeds 4096
本ログが出力される環境では以下のような対応をお願いします。
・無線クライアントの最大接続数を変更する
・無線APの配置を密集させる