1. 対象製品とファームウェアバージョン
本リリースノートは、下記の製品・バージョンを対象としています。各項目がどの製品に該当するかは次のアイコンで示します。
| アイコン | 対象製品 | 対象バージョン | 旧バージョン | |
|---|---|---|---|---|
| 該当 | 非該当 | |||
| TQ7613 | TQ7613 | AT-TQ7613 | 12.0.6-1.1 | 12.0.5-1.1 |
2. 重要:注意事項
2.1. その他
- 2.1.1
TQ7613無線APの通信性能についてのご注意環境温度が40℃より高くなると熱緩和機能により通信レートが下がる場合があります。
3. 本バージョンで追加・拡張された機能
3.1. 設定/VAP/セキュリティー
- 3.1.1
TQ7613「RSSIが低い端末を切断」機能をサポートしました。本機能を有効にすると、設定したRSSIのしきい値を下回った無線クライアントは自動的に切断され、以降の再接続要求も拒否されます。
- 3.1.2
TQ7613RADIUS認証で使用される Calling-Station-Id属性の形式変更機能をサポートしました。 Calling-Station-Idの区切り文字を「ハイフン」または「無し」、Calling-Station-Idを「大文字」または「小文字」にするかの設定が行えるようになりました。
4. 本バージョンで修正された項目
本バージョンでは、以下の項目が修正されました。
- 4.1
[R465410]
TQ7613Web設定のHTTPSステータス変更後、別の設定ページにアクセスした際に以下の警告メッセージが表示されることがありましたが、これを修正しました。
アクセスポイントの設定を適用中に予期しないエラーが発生しました。アクセスポイントを再起動してください。
- 4.2
[R465625]
TQ7613WebのHTTPS ステータスを変更すると、
設定読み込み中です...の表示が出たまま、GUI が止まってしまうことがありましたが、これを修正しました。 - 4.3
[R464511]
TQ7613VAP/セキュリティーページで設定したVAPの設定値が、MLOで使用するVAPへ意図せず引き継がれてしまうことがありましたが、これを修正しました。
- 4.4
[R433058]
TQ7613異なるVLANに属する無線クライアントが同一の無線APに接続している場合、上位ネットワーク側でルーティングを行っても、当該無線クライアント間の通信ができないことがありましたが、これを修正しました。
- 4.5
[R439680]
TQ7613無線3が有効な状態で「保存&適用」ボタンを繰り返しクリックすると、「システムがビジーです。後でもう一度お試しください」というエラーメッセージが表示され、その後、設定を適用できなくなることがありましたが、これを修正しました。
- 4.6
[R428537]
TQ7613Web認証のウォールドガーデンにFQDN形式のエントリーを60件以上登録している環境において、無線APとDNSサーバー間で通信不良や著しい通信遅延が発生すると、Web認証関連の処理が遅延し、Web認証機能が正しく動作しなくなることがありましたが、これを修正しました。
- 4.7
[R450091]
TQ7613VLAN IDが1以外のVAPでPasspointを有効にし、かつL2トラフィック検査およびフィルタリングを有効にしている場合、無線端末から送信されたARP応答フレームを破棄してしまうことがありましたが、これを修正しました。
- 4.8
[R454954]
TQ7613バックアップファイルからOSUアイコンを復元できないことがありましたが、これを修正しました。
- 4.9
[R454532]
TQ7613DHCP経由でDNSサーバーのIPアドレスを取得するように設定されている場合、DHCPリース更新時にDNSサーバーのアドレスが変更されると、Web認証のウォールドガーデン機能が正常に機能しなくなることがありましたが、これを修正しました。
- 4.10
[R435893]
TQ7613MACアクセス制御関連の無線設定の適用処理が行われると、メモリーリークを引き起こすことがありましたが、これを修正しました。
5. 本バージョンでの制限事項
本バージョンには、以下の制限事項があります。
5.1. 監視/ログ
- 5.1.1
[R279619]
TQ7613プライマリーRADIUSサーバーのみ使用時にも、RADIUS サーバーから無線APに一定時間内に応答が届かなかった際に、下記のログを出力しRADIUSサーバーへの再接続を試みます。
RADIUS No response from Authentication server IP ADDRESS:PORT - failover
5.2. 監視/近隣AP
- 5.2.1
[R273721]
TQ7613近隣AP検出機能において、検出した無線APのセキュリティーがOSENに設定されていてもWEPと表示されます。
通信には影響ありません。 - 5.2.2
[R297478]
TQ7613近隣AP検出機能のスキャン方法を「全チャンネルモード」で有効の場合、近隣AP検出時に約20秒の間、最大3秒のパケットロスや通信遅延が4回ほど発生することがあります。
スキャン方法を「1チャンネル」で設定している場合、近隣AP検出時のパケットロスや通信遅延は「全チャンネル」に比べ大幅に改善されますが、近隣APの検出に時間がかかるようになります。一時的なパフォーマンス低下が許容できない環境では近隣AP検出を無効にしてください。
近隣AP検出機能が無効の場合、無線LANコントローラーの下記機能に影響があります。
- AWC計算にて管理外の無線APの電波状況を考慮したチャンネル選択ができません。
- 侵入検知機能が利用できません。
- フロアマップの「快適度合いモード」の快適パラメーターグラフ > 無線自由度が適切に表示されません。
- フロアマップの「快適度合いモード」の管理外BSSID分布が利用できません。
- AWC計算にて管理外の無線APの電波状況を考慮したチャンネル選択ができません。
5.3. 設定
- 5.3.1
[R281563]
TQ7613無線クライアントがパワーセーブモードになった際に、無線APからの通信に無線クライアントが応答しない状態が続くと無応答端末切断タイマーの時間前に切断されます。
5.4. 設定/システム
- 5.4.1
[R465608]
TQ7613無線APのWeb GUIへHTTPSでログインした状態でHTTPSステータスを無効にした後、HTTPでWeb GUIへアクセスする場合は、一度ブラウザーを再起動するか、Cookieを削除してからアクセスしてください。
5.5. 設定/有線LAN
- 5.5.1
[R267736]
TQ7613カスケードモード有効時は以下のようなイレギュラーなパケットをLANポートで受信しても破棄されず、もう一方のLANポートに転送します。
- 送信元MACアドレスと宛先MACアドレスが同じフレーム
- 送信元がブロードキャストアドレス
- 5.5.2
[R292552]
TQ7613無線APの管理VLANタグ設定が有効かつVLAN IDが1のとき、スイッチの接続ポートのVLAN設定をtagged 1からuntagged 1に変更した後も、無線APと数分間通信できてしまいます。
- 5.5.3
[R427705]
TQ7613以下のいずれかの機能を有効に設定している場合、事前認証を有効にしても事前認証は動作しないのでご注意ください。
以下の機能自体は正常に動作します。
- 有線ポート2設定(スタティックLAG、カスケード、LACP)
- WDS
- Dynamic VLAN
- Web認証用仮想IPアドレス
- AMFアプリケーションプロキシー
- 有線ポート2設定(スタティックLAG、カスケード、LACP)
5.6. 設定/MLOネットワーク
- 5.6.1
[R407977]
TQ7613MLO VAPのセキュリティー設定において、モードを「WPAエンタープライズ」、WPAバージョンを「WPA3」、暗号スイートを「GCMP(192bitモード)」に設定して利用することは未サポートです。
5.7. 設定/無線LAN
- 5.7.1
[W030261]
TQ7613無線設定を変更すると検出済みレーダーチャンネルリストがクリアされ使用不可になっていたチャンネルが使用可能となります。
- 5.7.2
[R270978]
TQ7613レガシーレートセットにて、選択されているベーシックレートの最小値よりも低いレートを選択しないでください。
- 5.7.3
[R411247]
TQ7613無線3の使用帯域幅を「320MHz」に設定した場合、MU-MIMOを有効にすることは未サポートです。
- 5.7.4
[R413932]
TQ7613無線1 / 無線2 / 無線3の設定において使用帯域幅を「160MHz」または「320MHz」に設定した場合、以下の機能を有効にすることは未サポートです。
・LAN2ポート設定
・ダイナミックVLAN
・アプリケーションプロキシ
・Web認証用仮想IPアドレス
・WDS
- 5.7.5
[R439409]
TQ7613IEEE 802.11n、IEEE 802.11ac、IEEE 802.11axを利用している場合、「設定 / QoS」画面で「Wi-Fiマルチメディア(WMM)」を無効に設定しても、WMMは無効化されません。Wi-Fiマルチメディア(WMM)を無効にする場合は、無線モードにIEEE 802.11nを含まない通信規格を設定してください。
5.8. 設定/VAP/セキュリティー
- 5.8.1
[R274614]
TQ7613ダイナミックVLANが有効のセルVAPにおいて、IPv6のRouter AdvertisementのIP自動設定を有効で利用する場合は、マルチキャストユニキャスト変換機能を併用することでIPv6通信が可能となります。
- 5.8.2
[R300080]
TQ7613MACアクセス制御機能を使用する場合は、高速ローミング IEEE 802.11r の「分散システム」を「有効」に設定しないでください。
- 5.8.3
[R326526]
TQ7613Web認証のウォールドガーデンにワイルドカードを使用したFQDNアドレスを入力した場合は大文字小文字を区別して動作します。
- 5.8.4
[R337550]
TQ7613高速ローミング機能を有効にしたVAPではSSID隠蔽機能を有効にしないでください。
- 5.8.5
[R325047]
TQ7613Web認証で、URLに半角スペースを入力しないでください。
- 5.8.6
[R413105]
TQ7613Web認証の外部ページリダイレクト有効時、Web認証前の無線クライアントがウォールドガーデンに登録されたページにHTTPSアクセスを行うと、まれに無線APによる通信の割り込みが発生し、証明書の警告画面が表示されてしまうことがあります。
警告画面が表示された際は、警告画面で「続行」をクリックするか、ページを更新してください。 - 5.8.7
[R465817]
TQ7613無線APの起動後5分間は、Web認証のウォールドガーデンにFQDN形式で登録したWebサイトへアクセスできないことがあります。該当サイトへのアクセスは、起動から5分経過後に正常に利用可能となります。
5.9. メンテナンス/サポート
- 5.9.1
[R410530]
TQ7613テクニカルサポート情報において、接続した無線クライアントのWPAバージョンが実際と異なるバージョンで表示されてしまいます。
5.10. 無線LANコントローラー
- 5.10.1
[R292411]
TQ7613無線APの起動直後に無線LANコントローラーから探索パケットを受信すると、正常に処理できず無線LANコントローラーの管理下に入れなくなることがあります。再度、探索パケットを受信すると無線LANコントローラーの管理下に入ることができます。
- 5.10.2
[R292384]
TQ7613無線APの管理画面や無線LANコントローラーからコンフィグの適用を行った際に、3秒程度リンクダウンが発生します。
リンクダウンが発生しますがPoE給電に影響はありません。 - 5.10.3
[R357149]
TQ7613無線LANコントローラーの無線クライアント詳細ページに表示される無線クライアントの送信レートは、小数点1桁を切り捨てて表示されます。
6. 未サポート機能・設定項目
TQ7613
本バージョンでの未サポート機能、未サポート設定項目の一覧です。
デフォルト設定から変更を行ったり選択をしないでください。
デフォルト設定はリファレンスガイドの該当項目のGUI画像をご覧ください。
- OSEN(設定 / VAP/セキュリティー / 無線1~3 / VAP0~15 / セキュリティー / モード)
- エリア認証(設定 / VAP/セキュリティー / 無線1~3 / VAP0~15 / MACアクセス制御)
- BSS Transition Management(設定 / VAP/セキュリティー / 無線1~3 / VAP0~15 / 詳細設定)
7. 最新マニュアル・よくあるご質問 Q&Aについて
TQ7613
最新マニュアルについて
最新のリファレンスマニュアル(613-003425 Rev.C)は弊社ホームページに掲載されています。
本リリースノートは、この最新マニュアルに対応した内容になっていますので、お手持ちのマニュアルが上記のものでない場合は、弊社ホームページで最新の情報をご覧ください。
https://www.allied-telesis.co.jp/
製品のご使用にあたり、弊社ホームページに掲載の「よくあるご質問 Q&A」 もあわせてご覧ください。
https://www.allied-telesis.co.jp/support/list/faq/faq.html
各製品のFAQは上記リンクの「その他Q&A」の製品カテゴリーより該当製品を探し、FAQボタンよりご覧ください。
