本リリースノートは、下記の製品・バージョンを対象としています。各項目がどの製品に該当するかは次のアイコンで示します。
アイコン | 対象製品 | 対象バージョン | 旧バージョン | |
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該当 | 非該当 | |||
TQ4600 | TQ4600 | AT-TQ4600 | 4.1.1S | 1.2.0 |
TQ4400 | TQ4400 | AT-TQ4400 | 4.1.1S | 1.2.0 |
本バージョンは、通常版ファームウェアのバージョン4.1.1 に準拠しています。4.1.1 の制限事項等は、本バージョンにも該当しますので、4.1.1 のリリースノートも併せてお読みください。また、本バージョンにおける機能動作については「8 最新マニュアルについて」をご確認ください。
OpenFlow機能ライセンス対応ファームウェアのインストール、バージョンアップ、バージョンダウン、インストール後の必須設定は、「AT-TQ4600/4400 AT-SecureEnterpriseSDN Controller対応 セットアップガイド」をご覧ください。
アップグレード対象の通常版ファームウェアバージョンは、3.0.x、3.1.x、3.2.x、3.3.x、3.4.x、4.0.x、4.1.x のいずれかとなります。
弊社ユニファイド・ネットワークマネージメント・ソフトウェア「AT-Vista Manager EX 2.3.1」の無線管理プラグイン「AWCプラグイン」から、本製品を集中管理することができるようになりました。
AWCプラグインから設定可能な機能については、弊社ホームページ掲載「AT-Vista Manager EX Ver.2.3.1 インストールガイド/ユーザーガイド」の「AWCプラグインユーザーガイド」から、「AP別サポート項目一覧」をご覧ください。
※本バージョンより、AW+ワイヤレスマネージャー、AT-Vista Manager 1.1.0による管理はできなくなりましたので、ご注意ください。
本バージョンでは、以下の項目が修正されました。
本バージョンには、以下の制限事項があります。
各種ドキュメントの補足事項および誤記訂正です。
サポート機能 | ||
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大カテゴリー | 中カテゴリー | 詳細 |
無線部 | IEEE 802.11 規格 | IEEE 802.11、IEEE 802.11a / b / g / n / ac |
データ通信速度※1 | IEEE 802.11a / g : 54 / 48 / 36 / 24 / 18 / 12 / 9 / 6Mbps 自動切替 | |
IEEE 802.11b : 11 / 5.5 / 2 / 1Mbps 自動切替 | ||
IEEE 802.11n : MCS データレート自動切替(Mbps) | ||
IEEE 802.11ac : 最大1,300Mbps (AT-TQ4600)、最大867Mbps (AT-TQ4400) | ||
チャンネル数 | IEEE 802.11a : 19 チャンネル(W52 / W53 / W56) | |
IEEE 802.11b : 13 チャンネル | ||
IEEE 802.11g : 13 チャンネル | ||
IEEE 802.11n (2.4GHz) : 13 チャンネル | ||
IEEE 802.11n (5GHz) : 19 チャンネル | ||
IEEE 802.11ac : 19 チャンネル | ||
無線部詳細 | Auto チャンネル候補 | |
定期チャンネル更新 | ||
使用帯域幅 | ||
制御用チャンネル | ||
ショートガードインターバル | ||
ビーコンに国情報を付加 | ||
プロテクション | ||
ビーコン間隔 | ||
DTIM 間隔 | ||
パケット分割しきい値 | ||
RTS しきい値 | ||
最大ステーション数(接続台数制限) | ||
送信出力 | ||
エアタイムフェアネス機能 | ||
イーサネット設定 | インターフェース設定 | 管理 VLAN ID※2 |
IP 関連 | スタティック IP アドレス | |
DHCPクライアント | ||
サブネットマスク | ||
デフォルトゲートウェイ | ||
DNS ネームサーバー | ||
VAP | SSID 名の変更 | |
SSID のブロードキャスト(SSID 隠蔽) | ||
セキュリティー設定 | ||
VLAN ID ※3 | ||
バンドステアリング | ||
VAP セキュリティー | 認証方式 | オープンシステム認証 |
IEEE 802.1X | ||
WPA パーソナル | ||
WPA2 パーソナル | ||
WPA エンタープライズ | ||
WPA2 エンタープライズ ※4 | ||
暗号化 | WEP : 64 / 128 ビット(IEEE 802.11a / b / g 使用時のみ) | |
WPA / WPA2 : AES※5 | ||
RADIUS | RADIUS アカウンティング | |
セカンダリーRADIUS サーバー | ||
その他 | 隣接 AP 検出 | |
ANY 接続拒否 | ||
無線クライアント間通信禁止 | ||
オプション | SNMP MIB (v1 / v2c) / SNMP トラップ | |
Eco LED | ||
Web GUI による設定(HTTP / HTTPS) | ||
NTP クライアント | ||
その他管理機能 | 設定のバックアップとリストア | |
ファームウェアの更新 | ||
ロギング(buffer / permanent / syslog) | ||
統計情報表示 | ||
被管理機能 | AT-Vista Manager EXによる管理※6 | |
AMF ゲストノード | ||
有線部 | 準拠規格 | IEEE 802.3 (10BASE-T) |
IEEE 802.3u (100BASE-TX) | ||
IEEE 802.3ab (1000BASE-T) | ||
IEEE 802.3x (Flow Control) | ||
IEEE 802.3af (Power over Ethernet) | ||
IEEE 802.3at (Power over Ethernet+) ※7 | ||
IEEE 802.1Q (VLAN Tagging) | ||
オートネゴシエーション、MDI / MDI-X 自動認識 | ||
その他 | Tx Beamforming |
※ 1 通信速度の自動切替は行われますが、実速度は OpenFlow 処理速度に依存します。
※ 2 管理VLAN IDのみの指定で動作します(2~4094を指定するとタグありで動作し、1を指定するとタグなしで動作)。
タグなしVLANの設定項目は、「有効」または「無効」のどちらが設定されていても上記の動作には影響しません。
※ 3 クリティカルモードの「有効:すべて許可」を使用する場合のみ使用します。
※ 4 Dynamic VLANは未サポートです。
※ 5 AT-Vista Manager EXのAWCプラグインを使用する場合は、WPAは未サポートです(WPA2とAESの組み合わせのみサポート)。
※ 6 Version 2.3.1より
※ 7 AT-TQ4600 のみです。
未サポート機能 | ||
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大カテゴリー | 中カテゴリー | 小カテゴリー |
無線部詳細 | マルチキャスト送信レート | |
レガシーレートセット | ||
MCS (データレート)設定 | ||
ブロードキャスト/ マルチキャスト速度制限 | ||
- 速度制限 | ||
- バースト時の速度制限 | ||
イーサネット設定 | インターフェース設定 | タグなし VLAN |
タグなし VLAN ID※1 | ||
Ping 応答 | ディレクテッド・ブロードキャスト Ping 応答 | |
VAP | VLAN ID ※2 | |
MAC フィルタリング | ||
VAPセキュリティー | 暗号化 | WPA / WPA2:TKIP |
WDS | WDS 各種機能 | |
クラスター | クラスター各種機能 | |
オプション | QoS(WMM) | |
LLDP | ||
その他管理機能 | セカンダリーファームウェアの格納※3 | |
自動チャンネル管理(クラスター機能) | ||
被管理機能 | 無線LANコントローラー(AWC対応)※4 |
※ 1 管理VLAN IDのみの指定で動作(2~4094を指定するとタグありで動作、1を指定するとタグなしで動作)
タグなしVLANの設定項目は「有効」もしくは「無効」のどちらが設定されていても上記の動作に影響しない
※ 2 クリティカルモードの「有効:すべて許可」を使用する場合は VAP に設定された VLAN ID を使用します。
※ 3 搭載可能なファームウェアは1つのみです。
※ 4 AT-AR2050V / AT-AR3050S / AT-AR4050S(Version 5.4.7-2.4以降)による集中一括管理
AT-SESC 側から OpenFlow スイッチを識別するためのDatapath IDの変更は下記画面にて行えます。なお、Datapath ID は AT-SESC が管理する OpenFlow スイッチで一意の値を割り当てる必要があるため、他の OpenFlow スイッチの値と重複しないよう設定してください。
AT-SESC との接続が失われた際に、VAP で設定した VLAN に従って通信できるようにする設定は、下記画面にて行えます。AT-SESC との接続がタイムアウト時間で設定した秒数を超えるとクリティカルモードで設定した動作に移行します。複数の AT-SESC を設定している場合は、すべての AT-SESC との接続が失われた場合に移行します。
Radius Disconnect 機能は未サポートです。
項目名 | 説明 |
---|---|
Datapath ID | 設定なし(空白:初期状態)の場合は、有線インターフェースの MAC アドレスをもとに自動設定されます。自動設定されるデータパス ID はその MAC アドレスの先頭にゼロを補完した16 桁の16進数になります。 値を設定する場合は、16 桁以下の16 進数の値を設定します。すべてが 0(ゼロ)の値は設定できません。16 桁未満の値を指定した場合は先頭に0(ゼロ) を補完しますが、設定画面上は設定した値が表示されます。 |
クリティカルモード設定 |
無効:
有効:すべて許可: ※
有効:すべて破棄:※ ※有効の動作に移行した際に、その時点で本製品が保持している AT-SESC から設定されたパケット制御フローは削除されます。 |
クリティカルモード移行時間 | クリティカルモードで設定した動作に移行するまでの時間(秒)を設定します(設定可能範囲:15-1000)。 AT-SESC は OpenFlow スイッチに対して死活監視を10 秒間隔で行っているため、移行までの時間は最大で設定値+ 約10 秒の差が生じます。 |
コントローラー IPアドレス/ポート番号 | OpenFlowコントローラーのIPアドレスとポート番号を設定します。 |
TLS | OpenFlowコントローラーとの通信(コントロールプレーン)にTLS暗号を用いる場合に選択します。 本設定を行う場合は、OpenFlowコントローラー側の暗号化の設定も行ってください。 |
有効 | Radius Disconnect 機能は未サポートです。 |
共有鍵 | Radius Disconnect 機能は未サポートです。 |
項目 | 推奨 | 最大 |
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OpenFlowコントローラー同時接続数 | - | 3 |
OpenFlowスイッチあたりのMACアドレス数(無線LAN端末数) | 40 | 40 |
無線LAN端末 同時接続数 | 40 | 40 |
本バージョンに準拠のAT-TQ シリーズ リファレンスマニュアル(613-001965 Rev.M)、AT-SESC リファレンスマニュアル「AT-SecureEnterpriseSDN Controller リファレンスマニュアル」(613-002214 Rev.G)は弊社ホームページに掲載されています。
本リリースノートは、上記のリファレンスマニュアルに対応した内容になっていますので、お手持ちのリファレンスマニュアルが上記のものでない場合は、弊社ホームページで最新の情報をご覧ください。
http://www.allied-telesis.co.jp/