Note
無線APの各種設定を行い「保存&適用」を実施した際に、無線クライアントに対し無線接続の切断を促しますが、無線クライアントによっては、無線接続を保持したままになることがあります。その場合は、無線クライアントを再接続してください。
Note
無線インターフェースの設定、機器のホスト名やIPアドレスの設定を「保存&適用」すると、すべての無線設定が再適用されるため、接続している無線クライアントは切断されます。
AT-Vista Manager EX 管理下(Ver.3.3.4 よりサポート)における設定変更の場合、下記の項目にかかわらず、設定変更を適用した際に無線クライアントは切断されます。
設定の保存&適用時にクライアントが切断される設定項目
・設定 > システム > 通信
・設定 > 有線LAN
・設定 > 無線LAN
・設定 > VAP/セキュリティー
・設定 > QoS
・設定 > MACアドレスリスト
設定の保存&適用時にクライアントが切断されない設定項目
・設定 > システム > 時刻
・設定 > システム > Web
・設定 > システム > ログ
・設定 > システム > LED
Note
無線1は周囲の電波状況により、無線クライアントの接続ができなくなることがあります。
弊社検証環境において、無線1の有効VAP数と本製品から見える周囲のAP数を変化させて挙動の発生を確認した検証結果は以下となります。
・本製品の有効VAP数が1個で周囲のAP数が120個前後の場合
・本製品の有効VAP数が3個で周囲のAP数が95個前後の場合
・本製品の有効VAP数が5個で周囲のAP数が75個前後の場合
・本製品の有効VAP数が10個で周囲のAP数が55個前後の場合
・本製品の有効VAP数が16個で周囲のAP数が35個前後の場合
※AP数とはBSSIDの数を示しています。例えば1台の無線APが5つのVAPを有効にしていた場合、AP数は5個となります。
※弊社検証環境での検証結果となります。実際の環境では、この条件に満たなくても本挙動になる場合があります。
※周囲の電波状況にて、低レートのパケットにより無線空間が圧迫された環境だと本挙動になりやすくなります。
無線が混雑している環境において無線1に接続できなくなった場合は下記の対処法をお試しください。
- 本製品の稼働チャンネルを変更する
- 本製品の有効VAP数を減らす
- 周囲の無線APの稼働チャンネルを変更する
- 周囲のAP数(BSSID数)を減らす
- 周囲の無線APのレートセットを変更する(事象が改善する場合があります)
Note
無線クライアントによりW56の144チャンネルに対応していない場合があります。
144チャンネルを設定する場合は、使用する無線クライアントが144チャンネルに対応しているかご確認ください。