AT-TQ6702 GEN2・AT-TQm6702 GEN2・AT-TQ6602 GEN2・AT-TQm6602 GEN2: リファレンスマニュアル
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5.2 有線LAN

ここでは、管理VLANタグの設定やLAN2/POEポートのモード設定が行えます。

設定/有線LAN

VLAN設定

項目名説明
管理VLANタグ管理VLANの取り扱い方法を決めます。「有効」の場合、管理VLAN IDは指定したVLAN IDになります。「無効」の場合、管理VLAN IDは1になり、イーサネットポートで受信したタグなし通信パケットはVLAN ID 1として扱われます。 デフォルトは「無効」です。

Note
本設定によって、以下の条件を満たす無線クライアントの通信パケットが変更されます。
・ VAPにてVLAN ID 1が設定されているVAPに接続した場合
・ ダイナミックVLANでVLAN ID 1が割り振られた場合

本設定を「無効」にしたときは、タグなしとなります。
本設定を「有効」かつ、管理VLAN IDを1に設定したときはVLANタグ1となります。
本設定を「有効」かつ、管理VLAN IDを1以外に設定したときはタグなしとなります。

管理VLAN ID
(管理VLANタグ有効時に表示)
管理VLAN IDを1〜4094で設定します。デフォルトは「1」です。

LAN 2 ポート設定

LAN2/POEポートの動作(無効、スタティックLAG、カスケード、LACP)を設定します。デフォルトは「無効」です。

Note
LAN 2 ポートを「無効」に設定しても、LAN2/POEポートに機器を接続すると対向の機器がリンクアップしてしまいます。LAN2/POEポートを使用しない場合は、いかなる機器もLAN2/POEポートに接続を行わないでください。

Note
LAN 2 ポートを介してのWDS接続は行えません。

Note
LACPは未サポートです。設定しないでください。

項目名説明
モード

LAN2/POEポートを使用しない場合は「無効」を選択します。

「スタティックLAG」を選択すると、LAN1/POEポートとLAN2/POEポートをPoEスイッチに接続することにより、電源の冗長化が行えるようになります。

Note
スタティックLAG 選択時:
 ・ ダイナミックVLANとの併用は未サポートです。
 ・ Web認証用仮想IPアドレスとの併用は未サポートです。
 ・ AMFアプリケーションプロキシーとの併用は未サポートです。

「カスケード」を選択するとカスケードポートとして動作しスイッチやパソコンを接続することができるようになります。
なお、本機能はタグなしフレームまたはタグ付きフレームをそのまま転送します。

Note
カスケード選択時:
 ・ SNMP経由でポートの統計情報の取得は未サポートです。
 ・ LAN1/POEポートとLAN2/POEポートの接続先を同じスイッチにすることは未サポートです。

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