AT-TQ6702 GEN2・AT-TQm6702 GEN2・AT-TQ6602 GEN2・AT-TQm6602 GEN2: リファレンスマニュアル
前へ 次へ 目次

5.4.6 詳細設定

詳細設定

項目名説明
無応答端末切断タイマー無線APに対し通知が行われずにいなくなった無線クライアントを切断するまでの時間を指定します。
30〜3600(秒)の範囲で指定できます。デフォルトは「300」です。
多重接続要求接続状態を保持している端末からの接続要求に対する処理の方法を選択します。
「切断する」は、切断してから接続を受け入れます。
「無視する」は、切断処理を行わずに通常のプロセスで接続します。
デフォルトは「切断する」です
ローミング通知ローミング通知を行う場合は「有効」、行わない場合は「無効」を選択します。
「有効」にすると、無線クライアントが本製品に接続したとき、本製品の管理VLANに設定されているネットワークへ通知のブロードキャストフレームが送信されます。本フレームを受信した無線APは自身の無線クライアント接続情報を更新します。デフォルトは「無効」です。

Note
本機能を使用するためには同一サブネット上の無線APで、互いに「有効」に設定されている必要があります。

プロキシARPプロキシARPを使用する場合は「有効」、使用しない場合は「無効」を選択します。
「有効」を選択すると、無線APに接続されている無線クライアントのIPアドレス宛てのARP要求に代理応答し無線VAPからは送信しません。無線APに接続されていない無線クライアント宛てのARP要求は破棄し、無線VAPから送信されません。 「無効」を選択するとプロキシARPを使用しません。すべてのARP要求は無線VAPから送信されます。
デフォルトは「無効」です。

Note
プロキシARPが有効のとき、本無線APは未学習の無線クライアント宛てのARP要求は破棄します。
プロキシARPが動作するには無線APが接続されている無線クライアントのIP情報を学習する必要があり、下記のいずれかのフレームによって学習が行われます。
下記フレームのやり取りが発生しない無線クライアントとは通信ができなくなります、その際はプロキシARPを使用しないでください。
・DHCP Ack ※1
・ARP Announcement ※2
・ARP Probe ※2
・ARP request ※3

※1 無線クライアントに対するDHCP Ackが送信されたとき
※2 無線クライアントからの該当フレームが送信されたとき
※3 未学習の無線クライアントから学習済みの無線クライアント宛てのARP要求が送信された場合のみ

DTIM間隔DTIM間隔を1〜5のいずれかの数値で指定します。
DTIM間隔の数値を大きくすることにより省電力の効果が大きくなりますが、応答が遅くなります。
数値を小さくすると省電力の効果が小さくなりますが、応答が早くなります。
デフォルトは「1」です。
BSS Transition Management

Note
未サポートです。設定変更を行わないでください。

(C) 2021-2022 アライドテレシスホールディングス株式会社
613-003038 Rev.D