設定 / 有線ポート


ここでは、管理VLANタグの設定やPORT2/POEポートのモード設定が行えます。
 

 
VLAN設定

項目名 説明
管理VLANタグ 管理VLANの取り扱い方法を決めます。「有効」の場合、管理VLAN IDは指定したVLAN IDになります。「無効」の場合、管理VLAN IDは1になり、イーサネットポートで受信したタグなし通信パケットはVLAN ID 1として扱われます。
デフォルトは「無効」です。
Note
本設定と無線クライアントの通信パケットの扱い方に関して
  • VAPにてVLAN ID 1が設定されているVAPに接続した時
  • ダイナミックVLANでVLAN ID 1が割り振られた時
  • AMFアプリケーションプロキシサーバー(AMF Security)でVLAN ID 1が割り振られて接続した時
無線クライアントが上記の3つの条件のいずれかで接続した時、本設定と管理VLAN IDの組み合わせにより無線クライアントとの通信パケットは以下の通り扱われます。
  • 本設定が「無効」の場合、無線クライアントとの通信パケットはVLAN1タグなしとして扱われます。
  • 本設定を「有効」かつ管理VLAN IDを1に設定した場合、無線クライアントとの通信パケットはVLAN1タグ付きとして扱われます。
  • 本設定を「有効」かつ管理VLAN IDを1以外に設定し場合、無線クライアントとの通信パケットはVLAN1タグなしとして扱われます。
管理VLAN ID
(管理VLANタグ有効時に表示)
管理VLAN IDを1~4094で設定します。デフォルトは「1」です。
 
有線ポート2 設定
 
PORT2/POEポートの動作(無効、スタティックLAG、カスケード、LACP)を設定します。デフォルトは「無効」です。
Note
有線ポート2を「無効」に設定しても、PORT2/POEポートに機器を接続すると対向の機器がリンクアップしてしまいます。
PORT2/POEポートを使用しない場合は、いかなる機器もPORT2/POEポートに接続を行わないでください。
Note
有線ポート2を介してのWDS接続は行えません。
項目名 説明
モード PORT2/POEポートを使用しない場合は「無効」を選択します。

「スタティックLAG」を選択すると、PORT1/POEポートとPORT2/POEポートをPoEスイッチに接続することにより電源の冗長化やスイッチ間の帯域幅を最大5Gbpsまで拡大できます。

「カスケード」を選択するとカスケードポートとして動作しスイッチやパソコンを接続することができるようになります。
なお、本機能はタグなしフレームまたはタグ付きフレームをそのまま転送します。
Note
カスケード選択時:
  • SNMP経由でポートの統計情報の取得は未サポートです。
  • PORT1/POEポートとPORT2/POEポートの接続先を同じスイッチにすることは未サポートです。
「LACP」を選択すると、PORT1/POEポートとPORT2/POEポートをPoEスイッチに接続することにより電源の冗長化やLACP(Link Aggregation Control Protocol)により自動的にLAGの設定を行いスイッチ間の帯域幅を最大5Gbpsまで拡大できます。