リファレンス編 / システム管理 / ファームウェア


ファームウェアのアップデート
アップデートの手順
バックアップ/設定をリストア
工場出荷時設定
現在の設定のバックアップ手順
設定のリストア手順
工場出荷時設定へのリセット
ユーザー設定


本製品のファームウェアのアップデートを行います。
また、現在のコンフィグをバックアップ/復元することができます。


ファームウェアのアップデート

表 1:ファームウェアのアップデート
項目名
説明
ファームウェアバージョン 動作中のファームウェアバージョンが表示されます。
新しいファームウェアイメージ 新しいファームウェアの更新ファイルを入力します。「参照」ボタンでイメージファイルを選択できます。



アップデートの手順

本製品のファームウェアをアップデートします。
Note
現在の設定は、アップデート後も引き継がれます。本製品をAT-Vista Manager EXの管理下で使用する場合、本バージョンにアップデート後、AT-Vista Manager EXの管理下に登録する前に、本製品を工場出荷時設定にリセットする必要があります。
  1. 「新しいファームウェアイメージ」の「参照」ボタンをクリックしてください。

  2. 「ファイルの選択」ダイアログボックスが現れます。
    新しいファームウェアのイメージファイルを選択し、「開く」ボタンをクリックしてください。
    パスの入力欄にファイル名がフルパスで表示されます。フルパス名は254文字まで入力できます。

  3. 「アップロード」ボタンをクリックしてください。

  4. アップロードされたファイルのMD5チェックサム、ファイルサイズが表示されます。
    「次へ」ボタンをクリックしてください。

  5. ファームウェアのアップデートが開始され、状況を示す青色のバーが表示されます。

  6. アップデートが成功すると、完了の旨が表示され、120秒後に自動的に再起動します。
    Note
    再起動が完了するまで本製品の電源を切らないでください。


バックアップ/設定をリストア

現在の動作用コンフィグのバックアップとリストア、ユーザーデフォルト設定の保存とリストア、工場出荷時設定へのリセットを行います。


工場出荷時設定

現在の動作用コンフィグのバックアップとリストア、工場出荷時設定へのリセットを行います。

表 2:工場出荷時設定
バックアップ設定 現在の動作用コンフィグをコンピューターにバックアップします。
新しい設定をリストア 設定のバックアップを本製品にリストアします。
デフォルトに戻す 現在の動作用コンフィグを消去し、工場出荷時設定に戻します。


現在の設定のバックアップ手順

アクセスポイントの現在の設定をコンピューターにバックアップします。
  1. 「ダウンロード」ボタンをクリックしてください。

  2. 「ファイルのダウンロード」ダイアログボックスが現れます。「保存」ボタンをクリックしてください。

  3. 「名前を付けて保存」ダイアログボックスが現れます。ご希望のパスを指定し、「保存」ボタンをクリックしてください。デフォルトのファイル名は「backup-(製品名)-(日付).tar.gz」です(例:backup-AT-MWS2533AP-2017-01-23.tar.gz)。フルパス名は254文字まで入力できます。

  4. 「ダウンロードの完了」ダイアログボックスが現れます。「閉じる」ボタンをクリックしてください。

設定のリストア手順

設定のバックアップを本製品にリストアします。
  1. 「参照」ボタンをクリックしてください。

  2. 「ファイルの選択」ダイアログボックスが現れます。バックアップファイル(backup-AT-MWS2533AP-2017-01-23.tar.gzなど)を選択し、「開く」ボタンをクリックしてください。パスの入力欄にバックアップファイルがフルパスで表示されます。フルパス名は254文字まで入力できます。

  3. 「インポート」ボタンをクリックしてください。

  4. 設定がリストアされると、本製品は再起動します。再起動には60秒程かかります。

  5. バックアップからリストアされたIPアドレスやパスワードを使用して、本製品にログオンし、設定が反映されていることを確認してください。
    Note
    再起動が完了するまで本製品の電源を切らないでください。
    Note
    編集によって変更を加えたバックアップファイルをリストアしないでください。本製品が起動しなくなることがあります。

工場出荷時設定へのリセット

本製品を工場出荷時設定にリセットします。
Note
インストールされているファームウェアのバージョンは維持されます。
  1. 「リセット」ボタンをクリックしてください。

  2. 設定のリセットの確認ダイアログが表示されます。

  3. 本製品の設定が工場出荷時の状態にリセットされます。
設定のリセットが完了すると、Webブラウザーの画面は本製品の初期のIPアドレス(192.168.1.230)に転送されます。
Note
本製品がDHCPサービスが有効なネットワークに接続されている場合、初期のIPアドレスへのアクセスに失敗することがあります。この場合は、Webブラウザーのアドレス欄に、DHCPサーバーから本製品に割り当てられたIPアドレスを入力してください。

ユーザー設定

ユーザーデフォルトの保存と復元を行います。
本製品は、工場出荷時設定とは別に、ユーザーが頻繁に使用する動作用コンフィグを「ユーザーデフォルト」として保存することができます。
正常に通信が行える設定状態をユーザーデフォルトとして保存しておくと、VAPの設定を変更した際に無線クライアントとの通信に障害が発生した場合など、正常な状態に素早く復旧することができます。
Note
ユーザーデフォルトには、本製品のWeb設定画面のIPアドレスや管理用アカウントのユーザー名、パスワードの変更なども含まれます。
ユーザーデフォルトを保存する際は、必ずIPアドレスやユーザー名、パスワードを手元に控えておいてください。

表 3:ユーザーデフォルト
デフォルト設定としてバックアップ 現在の動作用コンフィグをユーザーデフォルトとして保存します。
ユーザーデフォルトにリストア ユーザーデフォルトを動作用コンフィグに復元します。



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