[index] AT-MWS-GPシリーズ リファレンスマニュアル 2.0.0

リファレンス編 / スイッチ / L2 Features / Mirror Settings


ポートミラーリングの設定を行います。

ポートミラーリングは、特定のポートを通過するトラフィックをあらかじめ指定したミラーポートにコピーする機能です。パケットを必要なポートにだけ出力するスイッチではパケットキャプチャーなどが困難ですが、ポートミラーリングを利用すれば、任意のポートのトラフィックをミラーポートでキャプチャーすることができます。

ポートミラーリングのセッションは、最大4つまで設定できます。

表 1:LACPタイムアウト
項目名
説明
Session ID ポートミラーリングのセッション番号を表示します。
Destination Port ミラーポートとして設定するポート番号を表示します。
ポート番号は、以下のスイッチポートを指します。

AT-MWS2012GP
・1〜8: 10/100/1000BASE-T PoEポート
・9、10: 10/100/1000BASE-Tポート
・11、12: SFPスロット

AT-MWS5028GP
・1〜24: 10/100/1000BASE-T PoEポート
・25〜28: SFPスロット
Source TX Port/
Source RX Port
送信トラフィック(TX)、または、受信トラフィック(RX)のソースポートを表示します。このポートから送受信したトラフィックはミラーポートにコピーされます。
ポート番号は、以下のスイッチポートまたはトランクグループを指します。

AT-MWS2012GP
・1〜8: 10/100/1000BASE-T PoEポート
・9、10: 10/100/1000BASE-Tポート
・11、12: SFPスロット
・t1〜8: トランクグループ

AT-MWS5028GP
・1〜24: 10/100/1000BASE-T PoEポート
・25〜28: SFPスロット
・t1〜8: トランクグループ

トランクグループの詳細については、「L2 Features」/「Link Aggregation」をご覧ください。
Ingress State ミラーポートがパケットを受信するか否かを、「Enabled」または「Disabled」で選択します。
「Enabled」を選択した場合、ミラーポートに接続された機器からの受信パケットを受け付けます。
「Disabled」を選択した場合、ミラーポートに接続された機器からの受信パケットを破棄します。
デフォルトは「Disabled」です。
Session State このセッションを有効にするか否かを、「Enabled」または「Disabled」で選択します。
「Enabled」を選択した場合、このセッションで指定されたポートのトラフィックが、ミラーポートにミラーリングされます。
「Disabled」を選択した場合、このセッションで指定されたミラーリングは行われません。
デフォルトは「Disabled」です。

ポートミラーリングの構成は、次のように行います。
  1. 編集するミラーリングセッションの行右端の「Edit」ボタンをクリックします。

  2. 編集するセッションのポートミラーリングを有効にします。
    「Session State」ドロップダウンリストから、「Enabled」に設定します。

  3. コピーされたトラフィックを送出する、ミラーポートを選択します。
    「Destination Port」ドロップダウンリストから、トラフィックの検証用機器を接続する、ミラーポートのポート番号を選択します。

  4. ソースポートを選択します。
    「Source TX Port」または「Source RX Port」テキストフィールドをクリックすると、ポート番号の一覧がポップアップ画面に表示されます。
    ポートごとに、以下の4つのラジオボタンから、ミラーリングの動作を選択します。


  5. 「Ingress State」のドロップダウンメニューから、ミラーポートでパケットを受信するか否かを選択します。
    「Enabled」を選択した場合、ミラーポートに接続された機器からの受信パケットを受け付けます。
    「Disabled」を選択した場合、ミラーポートに接続された機器からの受信パケットを破棄します。

  6. 「Apply」ボタンをクリックして、設定の変更を適用します。
    変更を破棄する場合は、「Cancel」ボタンをクリックします。




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