[index] AT-MWS-GPシリーズ リファレンスマニュアル 2.0.0

リファレンス編 / スイッチ / Security / DoS


  - Global Settings
  - Port Settings


攻撃検出機能は、スイッチポートでDoS(サービス妨害)攻撃と思われるトラフィックを検出したときに、該当ポートを一定時間シャットダウンして、本製品と配下のネットワークを保護する機能です。
 

Global Settings

攻撃検出機能で検出する攻撃の種類を設定します。

■ 全項目展開時

表 1:一般設定
項目名
説明
DMAC = SMAC 送信元MACアドレスと宛先MACアドレスが同じパケットによるDoS攻撃を検出するか否かを、「Disabled」(無効)または「Enabled」(有効)から選択します。
デフォルトは「Enabled」です。
Land Land攻撃(送信元IPアドレスと宛先IPアドレスが同じパケットによるDoS攻撃)を検出するか否かを、「Disabled」(無効)または「Enabled」(有効)から選択します。
デフォルトは「Enabled」です。
Blat Blat攻撃(送信元/宛先のTCP/UDPポートが同じパケットによるDoS攻撃)についての設定を行います。
 UDP Blat UDP Blat攻撃を検出するか否かを、「Disabled」(無効)または「Enabled」(有効)から選択します。
デフォルトは「Enabled」です。
 TCP Blat TCP Blat攻撃を検出するか否かを、「Disabled」(無効)または「Enabled」(有効)から選択します。
デフォルトは「Enabled」です。
POD Ping of Death攻撃(不正に大きなPingパケットによるDoS攻撃)を検出するか否かを、「Disabled」(無効)または「Enabled」(有効)から選択します。
デフォルトは「Enabled」です。
Fragment Minimal Size パケットフラグメントによるDoS攻撃についての設定を行います。
 IPv6 Min Fragment 小さなIPv6フラグメントによるDoS攻撃を検出するか否かを、「Disabled」(無効)または「Enabled」(有効)から選択します。
デフォルトは「Enabled」です。
 Bytes 受信可能なIPv6フラグメントの最小サイズを0〜65535の数値(単位:バイト)で設定します。
デフォルトは「1240」です。
 ICMP Fragments ICMPフラグメントによるDoS攻撃を検出するか否かを、「Disabled」(無効)または「Enabled」(有効)から選択します。
デフォルトは「Enabled」です。
Ping Max Size 大きなPingパケットによるDoS攻撃についての設定を行います。
 IPv4 Ping Max Size 大きなIPv4 PingパケットによるDoS攻撃を検出するか否かを、「Disabled」(無効)または「Enabled」(有効)から選択します。
デフォルトは「Enabled」です。
 IPv6 Ping Max Size 大きなIPv6 PingパケットによるDoS攻撃を検出するか否かを、「Disabled」(無効)または「Enabled」(有効)から選択します。
デフォルトは「Enabled」です。
Ping Max Size Setting 受信可能なPingパケットの最大サイズを0〜65535の数値(単位:バイト)で設定します。
デフォルトは「512」です。
Smurf Attack Smurf攻撃(送信元として標的のIPアドレスを、宛先として標的の属するディレクテッドブロードキャストアドレスを指定したICMP EchoパケットによるDoS攻撃)を検出するか否かを、「Disabled」(無効)または「Enabled」(有効)から選択します。
デフォルトは「Enabled」です。
Netmask Length Smurf攻撃とみなすディレクテッドブロードキャストアドレスのネットマスク長を0〜32の数値(単位:ビット)で設定します。
デフォルトは「0」です。
TCP Attack Defense TCPパケットによるDoS攻撃についての設定を行います。
 TCP Min Hdr Size 小さなTCPヘッダーを持つパケットによる攻撃を検出するか否かを、「Disabled」(無効)または「Enabled」(有効)から選択します。
デフォルトは「Enabled」です。
 Bytes 受信可能なTCPヘッダーの最小サイズを0〜31の数値(単位:バイト)で設定します。
デフォルトとは20です。
 TCP-SYN(SPORT<1024) TCPポート番号0〜1023のいずれかを送信元TCPポートとするTCP SYNパケットによる攻撃を検出するか否かを、「Disabled」(無効)または「Enabled」(有効)から選択します。
デフォルトは「Enabled」です。
 Null Scan Attack Nullスキャン(シーケンス番号が0かつ、すべてのフラグがセットされていないTCPパケットを利用したポートスキャン)による攻撃を検出するか否かを、「Disabled」(無効)または「Enabled」(有効)から選択します。
デフォルトは「Enabled」です。
 X-Mas Scan Attack X-Masスキャン(シーケンス番号が0かつ、FIN/URG/PSHの3つの矛盾するフラグがセットされたTCPパケットを利用したポートスキャン)による攻撃を検出するか否かを、「Disabled」(無効)または「Enabled」(有効)から選択します。
デフォルトは「Enabled」です。
 TCP SYN-FIN Attack SYN/FINの2つの矛盾するフラグがセットされたTCPパケットによる攻撃を検出するか否かを、「Disabled」(無効)または「Enabled」(有効)から選択します。
デフォルトは「Enabled」です。
 TCP SYN-RST Attack SYN/RSTの2つの矛盾するフラグがセットされたTCPパケットによる攻撃を検出するか否かを、「Disabled」(無効)または「Enabled」(有効)から選択します。
デフォルトは「Enabled」です。
 TCP Fragment (Offset = 1) フラグメント化されたTCPパケットによる攻撃を検出するか否かを、「Disabled」(無効)または「Enabled」(有効)から選択します。
デフォルトは「Enabled」です。

表 2:コマンドボタン
項目名
説明
Apply 設定の変更をコンフィグに保存し、動作に反映します。

 

Port Settings

各スイッチポートでの攻撃検出機能の動作を設定します。

表 3:ポートごとの設定
項目名
説明
Port ポート番号を表示します。
ポート番号は、以下のスイッチポートまたはトランクグループを指します。

AT-MWS2012GP
・1〜8: 10/100/1000BASE-T PoEポート
・9、10: 10/100/1000BASE-Tポート
・11、12: SFPスロット
・trunk1〜8: トランクグループ

AT-MWS5028GP
・1〜24: 10/100/1000BASE-T PoEポート
・25〜28: SFPスロット
・trunk1〜8: トランクグループ

トランクグループの詳細については、「L2 Features」/「Link Aggregation」をご覧ください。
Status 攻撃検出機能を有効にするか否かを、「Enabled」(有効)または「Disable」(無効)から選択します。
デフォルトは「Disable」です。

表 4:コマンドボタン
項目名
説明
Apply 設定の変更をコンフィグに保存し、動作に反映します。





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