リファレンス編 / コントローラー / Monitoring / System Log


Global Settings
Local Logging
Remote Logging
Event Logs


ログ機能の設定を行います。
本画面の設定項目は、リファレンス編/スイッチ「Monitoring」/「Log」画面の設定項目と共通です。

Global Settings

システム全体のログ機能の有効/無効を設定します。

表 1
項目名
説明
Logging Service ログ機能を使用するか否か。
ログ機能を使用する場合は「Enabled」、ログ機能を使用しない場合は「Disabled」にします。
デフォルトは「Enabled」です。

表 2:コマンドボタン
項目名
説明
Apply 設定の変更をコンフィグに保存し、動作に反映します。


Local Logging

本製品内部の保存領域に対するログ機能を設定します。

表 3:内部保存領域へのログ保存
項目名
説明
Target 本製品のログ保存領域です。
本製品は、次の2つのログ保存領域を内蔵しています。
表示名
説明
RAM(メモリー) 本製品の再起動、電源オフにより消去される記憶領域
Flash(フラッシュメモリー) 本製品の再起動、電源オフによって消去されない記憶領域
重要度 RFC 5424に基づくイベントの重要度です。
2つのログ保存領域のそれぞれに保存するイベントの重要度を選択することができます。
イベントの重要度の定義は次の通りです。
数字
名称
説明
0 EMERG
(emergencies)
システムが使用不能であることを示す
1 ALERT
(alerts)
ただちに対処を要する状況であることを示す
2 CLIT
(critical)
重大な問題が発生したことを示す
3 ERROR
(errors)
一般的なエラーメッセージ
4 WARNING
(warnings)
警告メッセージ
5 NOTICE
(notices)
エラーではないが、管理者の注意を要するかもしれないメッセージ
6 INFO
(informational)
通常運用における詳細情報
7 DEBUG
(debugging)
きわめて詳細な情報
重要度ごとに、ログ保存の有効または無効を設定します。
該当の重要度のログを保存する場合は「Yes」を、ログを保存しない場合は「No」を選択します。
デフォルトでは、RAMにはEMERG、ALERT、CLIT、ERROR、WARNING、NOTICEのログを保存します。

表 4:コマンドボタン
項目名
説明
Edit
該当の保存領域に保存するログの重要度を選択します。
Apply
設定の変更をコンフィグに保存し、動作に反映します。
Cancel
設定の変更を破棄します。

ログを保存するイベントの重要度は、次のように選択します。
  1. イベントの重要度を選択する保存領域(RAM/Flash)の「Edit」ボタンをクリックします。

  2. EMERG、ALERT、CLIT、ERROR、WARNING、NOTICE、INFO、DEBUGの各列について、該当の重要度のイベントログを保存するか否か、ドロップダウンリストから「Yes」または「No」で選択します。
    選択したイベント重要度のログを保存する場合は、「Yes」を選択します。
    選択したイベント重要度のログを保存しない場合は、「No」を選択します。

  3. 「Apply」ボタンをクリックして、設定の変更を適用します。

    変更を破棄する場合は、「Cancel」ボタンをクリックします。

Remote Logging

本製品のSyslogメッセージを送信するSyslogサーバーを登録することができます。
本製品の保存領域の容量の上限に達した状態で新しいイベントが発生した場合、古いイベントから消去されます。Syslogサーバーを登録し、メッセージを送信することで、長期間のログを保存することができます。

表 5:Syslogサーバーへのログ保存
項目名
説明
IP/Hostname SyslogサーバーのIPアドレスまたはホスト名です。
Server Port Syslogサーバーのリスニングポート番号です。
重要度 RFC 5424に基づくイベントの重要度です。
2つのログ保存領域のそれぞれに保存するイベントの重要度を選択することができます。
イベントの重要度の定義は次の通りです。
数字
名称
説明
0 EMERG
(emergencies)
システムが使用不能であることを示す
1 ALERT
(alerts)
ただちに対処を要する状況であることを示す
2 CLIT
(critical)
重大な問題が発生したことを示す
3 ERROR
(errors)
一般的なエラーメッセージ
4 WARNING
(warnings)
警告メッセージ
5 NOTICE
(notices)
エラーではないが、管理者の注意を要するかもしれないメッセージ
6 INFO
(informational)
通常運用における詳細情報
7 DEBUG
(debugging)
きわめて詳細な情報
重要度ごとに、Syslogメッセージ送信の有効または無効を設定します。
該当の重要度のSyslogメッセージを送信する場合は「Yes」を、Syslogメッセージを送信しない場合は「No」を選択します。
Facility Syslogのファシリティーです。本製品から送信できるファシリティーはlocal0~local7の8種類です。
異なるファシリティーを使用することで、Syslogサーバー上の異なるファイルにログを記録することができます。

表 6:コマンドボタン
項目名
説明
Edit
該当の保存領域に保存するログの重要度の選択を開始します。
Apply
設定の変更をコンフィグに保存し、動作に反映します。
Cancel
設定の変更を破棄します。

Syslogサーバーの登録は、次のように行います。
  1. Remote Logging」画面の「Add」ボタンをクリックします。

  2. 「IP/Hostname」にSyslogサーバーのIPアドレスまたはホスト名を1~63文字の半角英数字で登録します。

  3. 「Server Port」にSyslogサーバーのリスニングポートを半角数字で登録します。デフォルトは「514」です。

  4. EMERG、ALERT、CLIT、ERROR、WARNING、NOTICE、INFO、DEBUGの各列について、該当の重要度のSyslogメッセージを送信するか否か、ドロップダウンリストから「Yes」または「No」で選択します。
    選択した重要度のSyslogメッセージを送信する場合は、「Yes」を選択します。
    選択した重要度のSyslogメッセージを送信しない場合は、「No」を選択します。
    デフォルトでは、すべての重要度で「No」が選択されています。必ず、イベント重要度のいずれか1つは、SyslogメッセージをSyslogサーバーに送信するように設定する必要があります。

  5. Syslogメッセージのファシリティーを、「Facility」のリストから選択します。本製品から送信できるファシリティーはlocal0~local7の8種類です。デフォルトは「local0」です。

  6. 「Apply」ボタンをクリックして、設定の変更を適用します。

    変更を破棄する場合は、「Cancel」ボタンをクリックします。

Event Logs

本製品内部の保存領域に保存されたログを表示します。

表 7:ページナビゲーション
項目名
説明
Display logs in ログの保存領域。
「RAM」、または、「Flash」を選択します。
デフォルトは「RAM」です。
Type 表示するログの内容。
「Controller」を選択すると無線LANコントローラー機能についてのログのみを、「Switch」を選択すると本製品のスイッチ機能についてのログのみを、「All」を選択すると両方の機能のログを表示します。
デフォルトは「All」です。
検索ボックス
一覧に表示するログを絞り込むことができます。
表示件数
一覧に表示するイベントの数。
「10」、「25」、「50」、「All」から選択します。「All」を選択すると、すべてのイベントを1つの画面に表示します。
デフォルトは「10」です。
Previous 前のページを表示します。
Next 次のページを表示します。

表 8:ログ表示項目
項目名
説明
Time イベントの発生時間。
Category イベントのカテゴリー。
Severity イベントの重要度。
Message イベントの詳細。

表 9:コマンドボタン
項目名
説明
Export イベントログをテキスト形式でダウンロードします。
Clear 選択した保存領域のログを消去します。





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