リファレンス編 / スイッチ / VLAN / 802.1Q


IEEE 802.1Q(VLANタギング)に基づくVLAN設定を行います。
また、ポートVLANや管理VLANに割り当てるVLAN IDもこの画面で作成します。

表 1:タグVLANの定義
VID 設定するVLAN IDを1~4094の数値で設定します。
なお、VLAN ID 1はデフォルトVLANに使用されており、重複して使用することはできません。
Name VLANの名前を、0~32文字の半角英数字、記号(! # $ ( ) * , - . : ; < = > @ [ ] ^ _ ` { | } ~)、および半角スペースで設定します。
何も設定しない場合、「VLANxxxx」(xxxxは4桁のVLAN ID)が自動的に登録されます。
Tagged Port/Untagged Port VLANに対し、タグ付きポート(トランクポート)、タグなしポート(アクセスポート)の設定を行います。
各ポートに対して、タグ付きポート(tagged)、タグなしポート(untagged)、または、指定なし(none)のいずれかのラジオボタンをオンにします。
ポート番号は、以下のスイッチポートまたはトランクグループを指します。

AT-MWS2012GP
・1~8: 10/100/1000BASE-T PoEポート
・9、10: 10/100/1000BASE-Tポート
・11、12: SFPスロット
・t1~8: トランクグループ

AT-MWS5028GP
・1~24: 10/100/1000BASE-T PoEポート
・25~28: SFPスロット
・t1~8: トランクグループ

トランクグループの詳細については、「L2 Feature」/「Link Aggregation」をご覧ください。

表 2:コマンドボタン
項目名
説明
Add
VLAN IDを追加します。
Edit
該当のVLAN IDの登録内容を変更します。
Delete
該当のVLAN IDを削除します。
Apply
設定の変更をコンフィグに保存し、動作に反映します。
Cancel
設定の変更を破棄します。


Note
ポートVLANとタグVLANの設定は相互に排他的です。「VLAN」/「PVID」画面で設定を適用した場合は、本画面での設定は無効となります。また、本画面で設定を適用した場合は、「VLAN」/「PVID」画面での設定は無効となります。

Note
デフォルトでは、すべてのポートにVID=1が割り当てられています。

タグVLANの設定は、次のように行います。
  1. VLAN IDを新規に登録する場合は、表の右上の「Add」ボタンをクリックします。
    既存のVLANの設定を変更する場合は、編集するVIDの行右端の「Edit」ボタンをクリックします。

  2. (新規登録の場合のみ)
    「VID」テキストフィールドに登録するVLAN IDを1~4094の数値で入力します。
    既存のVLAN IDを重複して登録することはできません。

  3. 該当のVLAN IDの管理上の名前を、32文字以内の半角英数字、記号(! # $ ( ) * , - . : ; < = > @ [ ] ^ _ ` { | } ~)、および半角スペースで設定します。

  4. タグ付きポート(トランクポート)、タグなしポート(アクセスポート)の設定を行います。
    「Tagged Port」または「Untagged Port」テキストフィールドをクリックすると、ポート番号の一覧がポップアップ画面に表示されます。

    ポートごとに、以下の3つのラジオボタンから、該当のVLAN IDに対するスイッチポートの設定を選択します。


  5. 「Apply」ボタンをクリックして、設定の変更を適用します。
    変更を破棄する場合は、「Cancel」ボタンをクリックします。




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