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一般的なこと |
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A.1 |
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使用している周波数帯は2.4GHz帯でISMバンドと呼ばれ工業、医療、産業等に用いられる周波数帯です。無線LANなどでは主にこの周波数帯を利用しています。
RTB2400、RGW2400シリーズにおいてもこの周波数帯を使用しています。
ARIB STD-33 2471〜2497MHz
ARIB STD-66 2400〜2483.5MHz
具体的には上記2つの規格の周波数帯を利用しております。 |
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A.2 |
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不要です。RTB2400は、「小電力データ通信システム」の技術適合証明を取得していますので、免許の取得や申請といった面倒な手続きは一切不要です。 |
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A.3 |
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RTB2400/OD、RGW2400/ODは、アンテナ、本体を屋外に設置して使用することが可能です。
セパレートタイプによりアンテナ直下にメインユニットを設置可能となり長距離伝送が可能となります。ただし、ジャンクションユニット、電源等は、屋内仕様となっていますので屋外での使用は出来ません。 |
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A.4 |
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通信距離は、使用環境、アンテナの設置条件等により異なります。
通信距離は、使用環境、アンテナの設置条件等により異なります。
RTB2400シリーズ | 最大5km |
RGW2400シリーズ | 11メガモード | ・・・ | 最大1km |
RGW2400シリーズ | 2メガモード | ・・・ | 最大3km |
の伝送が可能となります。
なお、無線IPルータRGWシリーズの無線リンク設計ツールをこちらで公開しております。 あわせてご利用ください。
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A.5 |
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使用できません。2.4GHzの電波伝播はきわめて直進性が高く、電波路に建物や障害がある場合には使用できません。
また、伝送路上に障害物がなくとも、アンテナの直近に反射物がある場合などは伝送品質が劣化する場合があります。
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A.6 |
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RTB2400シリーズ ・・・ 10BASE-T、RJ45ノーマルコネクタ
RGW2400/OD ・・・ 10/100BASE-T、RJ45ノーマルコネクタ
RGW2400/ID ・・・ 10BASE-T、RJ45ノーマルコネクタ
RGW2400/APF ・・・ 石英系シングルモードファイバ, SC型光コネクタ
RGW2400/APU ・・・ 10BASE-T 、RJ45ノーマルコネクタ
※別途CATV用、同軸ケーブルIFもございます(日本アンテナ様)
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A.7 |
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FTPやWebブラウザなどで使用したときの、実効速度はRTB2400シリーズで500kbps、RGW2400シリーズで4.5Mbpsの伝送が可能です。
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A.8 |
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ひとつの無線サブネット空間では、100台の無線IPルータが運用できますが、ベストエフォート型でアクセスします。ひとつの無線IPルータに同時にアクセスする数が増えるとスループットが劣化します。 |
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Q.9 |
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5種類のアンテナがありますが違いは何ですか?
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A.9 |
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パッチアンテナ(PA-03) |
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指向性アンテナ
水平面、垂直面60度 |
8段コリニアアンテナ(CA-01) |
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無指向性アンテナ
水平面無指向性、垂直面半値角9度 |
3段コリニアアンテナ(SA-01) |
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無指向性アンテナ
水平面無指向性、垂直面半値角23度 |
カージオイドアンテナ(KA-01) |
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半指向性アンテナ
水平面140度、垂直面半値角23度 |
八木アンテナ(YA-01) |
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中継などに便利な2方向性アンテナ
水平面、垂直面30度 |
全てアンテナ利得は6dBiです。
中継をする局などは中継用アンテナ、MP−MPに360度方向に接続するためには無指向性アンテナ、エンド局では指向性アンテナとご使用になる用途により使い分けると有効です。 |
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A.10 |
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5mのケーブルが添付されています。
また別途10mのアンテナ延長ケーブルをご用意しています。 |
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Q.11 |
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ほかの無線・電波などの干渉はありますか? |
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A.11 |
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あります。
同じ周波数帯を使用している無線LANや電子レンジなどは干渉する可能性があります。
2.4GHz ISMバンドを使用しているため、絶対的な保証はありません。 |
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Q.12 |
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電源は必要ですか。充電式バッテリーはありますか? |
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A.12 |
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専用のACアダプタ、ACケーブル等を添付しています。
充電式バッテリーはありません。 |
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Q.13 |
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屋外用無線IPルータのI/Fケーブルは何mのものがありますか? |
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A.13 |
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設置環境にあわせた数種類のケーブル長から選択可能です。
RTB2400/ODでは10m、20m
RGW2400/ODでは10m、20m、30m |
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Q.14 |
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本体セットのほかに何か必要になるものはありますか? |
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A.14 |
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アンテナが必要です。
また、屋外設置用無線IPルータでは設置環境に合わせたIFケーブルを別途ご購入下さい。
設置場所によってはアンテナケーブル長を補うアンテナ延長ケーブルや、避雷対策のサージプロテクタ等が必要となる場合があります。
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Q.15 |
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天候により通信不可能になる事はありませんか? |
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Q.16 |
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無線IPルータの仕様や機器単価、特徴(長短)は? |
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A.16 |
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通常の無線LANといわれる製品は、HUBと同じですので、接続先がすべて同一サブネットになってしまします。
結果、無線LANでは障害が発生した際に、切り分けがしにくいなどの問題が発生します。
無線IPルータは、異なるサブネットを接続することが可能です。
また、SNMPもサポートしているため管理する上で大変便利です。
無線ブリッジなどでは中継する際に、a,b,cを接続したい拠点があった場合、a − b接続用無線機、b − C接続用無線機とbには2台の無線機が必要になり、 3拠点を接続するのに4台の無線機が必要になりますが、無線IPルータの場合1台でパケットの中継が可能ですから、3拠点を接続するのに3台の無線IPルータで対応できます。
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Q.17 |
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IEEE802.11b の機器との電波干渉は?
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A.17 |
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RGW2400シリーズはIEEE802.11bに準拠しています。
全体のネットワークの設計、無線のネットワークトポロジーの設計、アンテナの種類(指向性アンテナ、指向性アンテナ等)、周波数チャンネルの選択等により可能です。
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Q.18 |
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IEEE802.11bの機器 は周波数帯域を 重複しないで4チャネル周波数帯域を 重複して14チャネル を利用可能だが、RGW2400シリーズは複数チャネル利用可能なのか? |
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A.18 |
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重複しないチャネルが4chというのは、1chあたりの周波数で理論上の帯域幅が 22chのため、利用している周波数帯域を単純に 22MHz毎に区切った場合4ch重複しないで利用可能と言われています。しかし、実際には占有帯域幅(電波のエネルギーの99%が含まれる幅)は、16MHz程度であり、6ch程度までは重複しません。さらに、隣接チャンネル間の干渉は、アンテナの指向性、無線局の配置関係などにより、面展開的な利用も可能です。
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Q.19 |
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RGW2400 が複数チャネルは利用可能なら 任意のチャネルを利用したり任意のチャネルを利用できなくする機能はあるか?
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A.19 |
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周波数のチャネルは設定で選択可能となっています。
干渉の問題につきましては、希望波と非希望波(妨害波)の比(D/U比)によって決まります。非希望波に対して希望波がどのくらい大きいかによって通信できるか異なが決まります。また、無線機器の設置関係、アンテナの種類等により変わります。
つまり、設置方法やアンテナ種類の選択によっても干渉の問題を解決することも可能です。
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Q.20 |
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無線IPルータRGW2400シリーズとRTB2400シリーズの互換性?
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A.20 |
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RTB2400とRGW2400は無線機が違い異なるプロトコルを使用していますので互換性がございません。(RTBは弊社の自社開発となっておりまして、独自の規格を使用しております。)
RTB2400とRGW2400が混在するネットワークを構築する場合は、RTB2400のネットワークとRGW2400のネットワークを分けて構築してください。また、ネットワークが重なるようでしたら、周波数を分けて構築してください。 |
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A.21 |
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避雷設備についてですが、ご用意ございます。詳細と致しましては、商品名サージプロテクタ型番 SP−00I/FはRTB2400・RGW2400共通となっております。よろしくご査収のほどお願い申し上げます。 |
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Q.22 |
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RTB2400シリーズの無線アクセス方式に dtdma1 / dtdma2 /csma / bidir の方式がありますが、それぞれ
のアクセス方法の長所、短所はなんでしょうか? |
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A.22 |
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(1)dtdma は1タイムスロットで1パケット(最大1500byte)を送信できるようになっています。ショートパケットでもロングパケットでも1タイムスロットで1パケット送信することになりますので、ショートパケットの場合、無駄な時間が発生してしまい、音声などが途切れてしまうという現象が起きます。
(2)dtdma1 はRTB2400初期の頃のものです。その後dtdma1 をより良く改善したものがdtdma2 です。初期の頃のRTB2400ではdtdma1 のみで動作するようになっています。
(3)dtdma2 /csma / bidir を利用される場合、ファームウェアのアップにより dtdma1/dtdma2 / csma / bidirが変更できるようになっています。初期のRTB2400をファームウェアのアップをしないでご利用頂いている方が、RTB2400を増設した場合にも互換を持たせるため、現在もdtdma1 がデフォルトで動作するようになっています。dtdma を使用する場合デフォルトで動作するdtdma1 ではなく、dtdma2 をご利用頂くことをご推奨いたします。
(4)bidir はタイムスロットの総数が2つで、RTB2400を2局対向で使用する際にタイムスロットを1ヶずつ割り当てたモードです。2局対向で使用する場合にご利用ください。タイムスロット長はdtdma2と同じですので、遅延につきましてもdtdma2とほぼ変わりません。CSMAの場合はパケットの大きさにかかわらず、続けてパケットを送信しますので、パケットの大きさにあまり左右されることがありません。VoIP、画像などを送信する場合、CSMAでご利用頂くことをお勧めいたします。しかし、CSMAでは隠れ端末という問題が発生します。MP - MPでご利用頂く場合、各局が互いに見通せる(電波が届く)場合にご利用頂く場合CSMAをご利用頂いても良いのですが、各局が互いに見通せない(隠れ端末)がある場合にはパケットが衝突してしまい、パケットロスが発生する場合がありますので、CSMAのモードをご利用頂く場合は、各局が見通せる場合または、2局対向の場合にご利用ください。
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A.23 |
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設置前に十分にサイトサーベイを行うことは必須ですが、Chの変更を行なうことで干渉等はさけることが可能となります。
また、SNMPによる基地局から、各子局への個別監視が可能となります。
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A.24 |
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無線サービス帯域と無線接続台数を想定するかが重要ですが、11MbpsのDS基地局の場合、統計多重率を10%とすると、1基地局で、1Mbpsのサービス品質を40箇所に供給可能です。接続数が多い場所では、パッチアンテナなどによるゾーン分割を行い、複数局を箇所に設置することも可能です。
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Q.25 |
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1台のRTB2400に何台のPCが接続できますか?
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A.26 |
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中継をする際、無線IPルータ1台でパケットの中継が可能ですので1本のアンテナで中継が可能です。伝送速度は無線の方式が半二重です。中継数が増えると両端でのスループットが劣化します。1段中継を入れると約半分の伝送速度となります
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