[index] AT-TQ2403 リファレンスマニュアル 3.4

詳細設定/イーサネット設定


  - DNSホスト名
  - ゲストネットワーク
  - バーチャル・ワイヤレス・ネットワーク
  - スタンバイパワーセービング
  - 高速ローミングサポート
  - 内部ネットワークインターフェースの設定
  - 管理用コンピューター
  - アクセスの制御
  - IPアドレスの設定
   - スタティックIP
   - DHCP
  - ゲストネットワークインターフェースの設定


イーサネットインターフェースに関連する設定を行います。

  1. 必要に応じて、以下の各項目を設定してください。
  2. 「適用」ボタンをクリックしてください。設定は直ちに反映されます。

 

DNSホスト名

本製品のホスト名を20文字以下の半角英数字とハイフンで入力してください。
数字で始まるホスト名が許されます。先頭、末尾がハイフンのホスト名は許されません。デフォルトは「AT-TQ2403」です。このホスト名は、Webブラウザーのタイトルバーに表示されます。
 

ゲストネットワーク

ゲストネットワークは、不特定多数のユーザーが認証なしで接続できる無線ネットワークです。
このネットワークを公開する場合は「有効」、しない場合は「無効」を選択してください。デフォルトは「無効」です。
ゲストネット用ワークには「セキュリティー」画面の設定は適用されません。
また、ゲストネットワークを有効にする場合は、次の項目も設定する必要があります。
Note - ゲストネットワーク、バーチャル・ワイヤレス・ネットワークは、WDS機能と併用できません。
 

バーチャル・ワイヤレス・ネットワーク

イーサネットポートでVLANを有効にするか否かを設定します。
VLANを使用する場合は「有効」、しない場合は「無効」を選択してください。デフォルトは「無効」です。
Note - VLANを有効にすると、本製品との通信が切断されることがあります。
接続先機器もVLANタグ(802.1Q)に対応していることを確認し、本製品をタグ付きポートに接続しなおしてください。
または、「管理VLAN ID」の値を「タグなしVLAN ID」に設定することで、切断を防止することもできます。
Note - ゲストネットワーク、バーチャル・ワイヤレス・ネットワークは、WDS機能と併用できません。
 

スタンバイパワーセービング

スタンバイパワーセービングを行うか否かを設定します。
スタンバイパワーセービングを「有効」にすると、有線LAN側のリンクダウン時に通信機能を停止し、電力消費を最小限に抑えます。
「無効」にすると、スタンバイパワーセービングを行いません。デフォルトは「無効」です。
この機能には、以下の注意点があります。
 

高速ローミングサポート

高速ローミングサポートを行うか否かを設定します。
高速ローミングサポートを「有効」にすると、高速なローミング(アクセスポイント間の移動)を実現するために、本製品で設定されているすべてのVLANインターフェースよりブロードキャストXIDフレームが送信されます。デフォルトは「有効」です。通常は「有効」にしてお使いください。
「無効」にすると、ブロードキャストXIDフレームは送信されません。使用環境により、無線クライアントがローミングした際に通信の復帰に時間がかかることがあります。XIDフレームの送信が問題となる場合は「無効」に設定してください。
 

内部ネットワークインターフェースの設定

表 1
項目名
説明
MACアドレス 本製品の内部ネットワークインターフェースのMACアドレスが表示されます。
VLAN ID 本製品のVLAN IDを1〜4094で指定します。
「バーチャル・ワイヤレス・ネットワーク」が「有効」のとき入力が可能です。
管理VLAN ID 本製品の管理用VLAN IDを1〜4094で指定します。
VLAN IDを入力したとき、同一の値がこの欄にも入力されます。
管理用VLANには、Web設定画面を使用して本製品の設定を変更する設定用コンピューターや、外部RADIUSサーバーなどを接続します。
「バーチャル・ワイヤレス・ネットワーク」が「有効」のとき入力が可能です。
タグなしVLAN VLANタグを持たないパケットの取り扱い方法を決めます。
「有効」の場合、指定したVLAN IDを持つパケットをイーサネットポートから送信するとき、タグを取り除きます。また、イーサネットポートからVLANタグなしのパケットを受信したとき、指定したVLAN IDを持つパケットとして扱います。デフォルトは「無効」です。「バーチャル・ワイヤレス・ネットワーク」が「有効」のとき設定が可能です。
タグなしVLAN ID 内部ネットワークインターフェースのVLAN ID、管理用VLAN ID、ゲストネットワークのVLAN ID、バーチャル・ワイヤレス・ネットワークのVLAN IDのうち、タグなし(UNTAGGED)にしたいVLANのIDを指定します。
「タグなしVLAN」が「有効」のとき入力が可能です。

Note - 管理VLAN IDを使用するように設定されている場合でも、本製品の管理機能に対して送信されたタグなしのフレームを受信します。管理機能が送信するフレームには常にタグが付加されます。
 

管理用コンピューター

表 2
項目名
説明
管理用コンピューターの限定 本製品を管理するコンピューターを限定するか否か。
限定する場合は「有効」、限定しない場合は「無効」を選択します。
デフォルトは「無効」です。
管理用コンピューターのIPアドレス 管理用コンピューターのIPアドレスを入力します。
(例)192.168.1.150

 

アクセスの制御

表 3
項目名
説明
無線LANからの本体宛アクセスの禁止 無線LANから本製品に対する通信を制限する場合は「有効」、許可する場合は「無効」を選択します。

Note - 「無線LANからの本体宛アクセスの禁止」を「有効」にすると、無線クライアントに対するPINGは実行できません。
 

IPアドレスの設定

表 4
項目名
説明
IPアドレスの取得 「DHCP」または「スタティックIP」を選択します。デフォルトは「スタティックIP」です。

 

スタティックIP

「スタティックIP」を選択した場合、以下の項目を入力します。

表 5
項目名
説明
スタティックIPアドレス 本製品のIPアドレスを指定します。デフォルトは「192.168.1.230」です。
サブネットマスク サブネットマスクを指定します。デフォルトは「255.255.255.0」です。
デフォルトゲートウェイ デフォルトゲートウェイを指定します。デフォルトは「192.168.1.254」です。

Note - IPアドレスを変更すると、本製品との通信が切断されます。
設定を継続する場合は、変更後のIPアドレスでWeb設定画面に再ログインしてください。
Note - 「サブネットマスク」に「0.0.0.0」を設定しないでください。
 

DHCP

「DHCP」を選択した場合、以下の項目を入力します。

表 6
項目名
説明
DHCP経由でDNSを設定する DHCPサーバーから取得したDNSサーバーのアドレスを使用するか否か。
DHCPサーバーから取得したアドレスを使用する場合は「オン」、手入力する場合は「オフ」を選択します。
デフォルトは「オフ」です。
DNSネームサーバー 「DHCP経由でDNSを設定する」が「オフ」の場合、プライマリーDNSサーバー(上側)、セカンダリーDNSサーバー(下側)のIPアドレスを入力します。
ひとつのみ入力する場合は、上側の欄に入力してください。
DNSドメイン 「DHCP経由でDNSを設定する」が「オフ」の場合、63文字以内でDNSドメインを入力します。
半角英数字、ハイフン、ピリオドが使用できます。
ピリオド区切りの各文字列の先頭、末尾はハイフン以外の文字にしてください。
ピリオドを含まないドメイン名も許されます。
(例)your.domain.com

 

ゲストネットワークインターフェースの設定

表 7
項目名
説明
MACアドレス ゲストネットワークの本製品のMACアドレスが表示されます。
VLAN ID ゲストネットワークのVLAN IDを入力します。
「ゲストネットワーク」が「有効」のとき入力が可能です。
サブネット ゲストネットワークのサブネットマスクが表示されます。


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