[index] AT-TQシリーズ リファレンスマニュアル 3.2

詳細設定/無線


無線1(2.4GHz帯)、無線2(5GHz帯)ごとに無線電波のパラメーターを設定します。
パラメーターの変更が不要な場合は、「無線LAN設定」画面で設定するのが簡単です。

  1. 「無線」で周波数帯を選択します。
    Note - 「1」および「2」それぞれで「適用」ボタンをクリックしてください。「適用」ボタンをクリックする前に「無線」を変更すると、施した変更内容が破棄されます。
  2. 「ステータス」で選択した周波数帯の無線電波の送受信を「オン」にします。
    Note - 「無線」が「2」の場合、「ステータス」を「オン」にすると、次のメッセージが表示されます。
    このアクセスポイントを屋外で使用しますか?
    「OK」ボタンをクリックすると、「Autoチャンネル候補」がW56のチャンネルだけとなります(屋内使用に戻す場合は、手作業でW52・W53を「チェックあり」に戻してください)。
    屋内で利用する場合は、「キャンセル」ボタンをクリックしてください。「Autoチャンネル候補」は変更されません。
  3. 「モード」で希望の通信プロトコルを選択します。

  4. 必要であれば、無線電波のパラメーターを変更します。

  5. 「適用」ボタンをクリックしてください。設定は直ちに反映されます。
Note - 「無線1」または「無線2」のどちらか一方のステータスを変更すると、もう一方の無線も一時的にリンクダウンします。
Note - 「適用」ボタンをクリックすると、変更した項目によっては、無線クライアントが一時的に切断されることがあります。アクセスポイントの設定の変更は、無線トラフィックが少ないときに行うことをおすすめします。
Note - W52とW53のチャンネルは、電波法令により日本での屋外使用が禁止されています。
Note - 現在使用しているチャンネルがW53やW56のときに、気象レーダーと見なされる波形が検出されると、アクセスポイントはレーダーとの干渉を避けるために、現在のチャンネルの使用をやめて、「Autoチャンネル候補」に設定されている他のチャンネルへの変更を試みます。「チャンネル」が「Auto」でW53やW56が自動選択されている場合でも、W53やW56に固定設定されている場合でも同様です。
その際、W53やW56が再選択されると、そのチャンネルを使い始める前に1分間ほど傍受してレーダーが検出されないことを確認します。レーダーが検出されたチャンネルは、レーダーが検出されてから30分間は使用できません。
Note - W53やW56のチャンネルだけを「Autoチャンネル候補」で選択した場合、その候補のすべてのチャンネルで気象レーダーと見なされる波形が検出されると(候補のチャンネルのすべてが使えないと判断されると)、本製品は送受信を停止します。「チャンネル」が「Auto」でW53やW56が自動選択されている場合でも、W53やW56に固定設定されている場合でも同様です。
送受信停止の30分後に、停止前に使用していたチャンネルで送受信の再開を試みます。その際、チャンネルを使い始める前に、1分間気象レーダーが検出されないことを確認します。
例えば、「チャンネル」を「60」に固定設定、「Autoチャンネル候補」を「60」「64」に設定した場合、次のように動作します。60でレーダー検出、送受信を停止します。64への変更を試みます。64でもレーダー検出、全候補チャンネルが使えないと判断します。60を停止してから30分後、60の使用再開を試みます。60でレーダーが検出されなければ、60による送受信を開始します。
Note - 気象レーダーの検出状態は、「ステータス」/「インターフェース」画面の「DFSステータス」で確認できます。
Note - W52、W53、W56は、5GHz帯の次のチャンネルを意味します。
 W52:36 40 44 48 (屋内、DFS対象外)
 W53:52 56 60 64 (屋内、DFS対象)
 W56:100 104 108 112 116 120 124 128 132 136 140 (屋内・屋外、DFS対象)

Note - 上記画面は、「無線1」のステータスを「オン」にした状態です。デフォルトは「オフ」です。

表 1
項目名
説明
無線 設定を行う周波数帯を選択します。
「1」は、2.4GHz帯の無線電波の設定を行います。
「2」は、5GHz帯の無線電波の設定を行います。
(注)AT-TQ3200では、この項目は表示されません。
ステータス 選択した周波数帯の無線電波を送受信するか否か。送受信する場合は「オン」、しない場合は「オフ」を選択します。デフォルトは、無線1、無線2とも「オフ」です。これは「無線LAN設定」画面の「無線1」「無線2」と連動します。
モード サポートするモード(通信プロトコル)を選択します。
IEEE 802.11の後の「/」で区切られた文字は、サポートするモードの組み合わせです。例えば、「IEEE 802.11b/g/n」は「b」「g」「n」の無線クライアントの接続をサポートします。
機種により選択可能なモードが異なります。
この設定は、「無線LAN設定」画面の「モード」と連動します。
・AT-TQ4600/4400/4400e/3600/3400/2450:無線1
 IEEE 802.11b/g、IEEE 802.11b/g/n(デフォルト)、2.4GHz IEEE 802.11n
・AT-TQ4600/4400/4400e:無線2
 IEEE 802.11a、IEEE 802.11a/n/ac(デフォルト)、IEEE 802.11n/ac
・AT-TQ3600/3400/2450:無線2
 IEEE 802.11a、IEEE 802.11a/n(デフォルト)、5GHz IEEE 802.11n
・AT-TQ3200
 IEEE 802.11b/g、IEEE 802.11b/g/n(デフォルト)、2.4GHz IEEE 802.11n、
 IEEE 802.11a、IEEE 802.11a/n、5 GHz IEEE 802.11n
 (注)AT-TQ3200では、選択したモードに応じて、周波数帯(2.4GHz、5GHz)が変わります。
チャンネル 無線通信で使用するチャンネルを選択します。「無線LAN設定」画面の「カントリーコード」が「JP - Japan」の場合、下記のチャンネルが表示されます。「使用帯域幅」で使用できるチャンネルが変わります。
無線1(20MHz):Auto 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13
無線1(40MHz・下側波帯):Auto 1 2 3 4 5 6 7 8 9
無線1(40MHz・上側波帯):Auto 5 6 7 8 9 10 11 12 13
無線2(20MHz):Auto 36 40 44 48 52 56 60 64 100 104 108 112 116 120 124 128 132 136 140
無線2(40MHz・下側波帯):Auto 36 44 52 60 100 108 116 124 132
無線2(40MHz・上側波帯):Auto 40 48 56 64 104 112 120 128 136
無線2(80MHz):Auto 36 40 44 48 52 56 60 64 100 104 108 112 116 120 124 128
「Auto」を選択すると、本製品は空きチャンネルを走査し、自動的に干渉の少ないチャンネルを選択します。「Auto」に設定されていると、本製品の起動の際にもチャンネルの自動選択が行われます。「ステータス」/「インターフェース」画面で実際に使用されているチャンネルを確認できます。デフォルトは「Auto」です。
「クラスター」の「チャンネル自動管理」が有効となっている場合、「Auto」は表示されません。
この設定は「無線LAN設定」画面の「チャンネル」と連動します。
(注)W53やW56に固定設定する場合は、そのチャンネルが次の「Autoチャンネル候補」に含まれている必要があります。
(注)AT-TQ3200の5GHz帯では、AutoとW52のチャンネルだけが表示されます。
Autoチャンネル候補 次の場合に自動選択されるチャンネルの候補を設定します。
・「チャンネル」で「Auto」が選択されているとき
・W53やW56のチャンネルの使用中に気象レーダーが検出されたとき(上記Noteを参照)
「チェックあり」にすると候補になります。「チェックなし」にすると候補になりません(そのチャンネルは使用されません)。
無線LAN設定」画面の「カントリーコード」が「JP - Japan」の場合、デフォルトでは下記のすべてが選択されています。「使用帯域幅」で使用できる候補が変わります。
無線1(20MHz):1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13
無線1(40MHz・下側波帯):1 2 3 4 5 6 7 8 9
無線1(40MHz・上側波帯):5 6 7 8 9 10 11 12 13
無線2(20MHz):36 40 44 48 52 56 60 64 100 104 108 112 116 120 124 128 132 136 140
無線2(40MHz・下側波帯):36 44 52 60 100 108 116 124 132
無線2(40MHz・上側波帯):40 48 56 64 104 112 120 128 136
無線2(80MHz):36 40 44 48 52 56 60 64 100 104 108 112 116 120 124 128
(注)AT-TQ3200の無線2では、W52のチャンネルだけが表示されます。
定期チャンネル更新 定期的にチャンネル再選択を行う機能を設定します。「チェックあり」にすると、「チャンネル」で「Auto」が設定されている場合には、24時間ごとにチャンネル再選択を行います。ただし、チャンネル再選択を行おうとしたときに無線クライアントが接続中であった場合は、再選択を30分延期します。デフォルトは、「チェックなし」です。
使用帯域幅 IEEE 802.11ac(AT-TQ4600/4400/4400e)、IEEE 802.11nでは、隣接する2つまたは4つのチャンネルを合わせ、40MHzまたは80MHz帯域幅のチャンネルとして使用できます。
IEEE 802.11nでは、「20MHz」「40MHz」を選択できます。
IEEE 802.11acでは、「20MHz」「40MHz」「80MHz」を選択できます。
デフォルトは「20MHz」です。
「40MHz」「80MHz」を選択すると、より高い通信レートを得られますが、多くの帯域を使用するので空きチャンネルを減らします。
この項目は、IEEE 802.11n、IEEE 802.11acを含む「モード」のときに表示されます。
制御用チャンネル 「使用帯域幅」を「40MHz」に設定したとき、20MHz帯域幅のチャンネルのみをサポートしたIEEE 802.11n/ac無線クライアントや、従来規格の無線クライアントが使用するチャンネルです。
「40MHz」のとき、「下側波帯」または「上側波帯」を設定します。デフォルトは「下側波帯」です。
「80MHz」では「下側波帯」に固定されます。
この項目は、IEEE 802.11n、IEEE 802.11acを含む「モード」のときに表示されます。
(注)40MHz帯域幅のうちチャンネル番号の小さい方が下側波帯、大きい方が上側波帯です。
ショートガードインターバル ガードインターバルとは、マルチパスの影響を効率よく除去するための冗長時間です。
「有効」にすると、無線クライアントも400ns(ナノ秒)に対応していた場合、ガードインターバルを400nsに短縮します。スループットは、理論値で10%ほど良くなります。
「無効」にすると、IEEE 802.11a/gと同じ800nsのガードインターバルを使用します。
デフォルトは「有効」です。
この項目は、IEEE 802.11nを含む「モード」のときに表示されます。
(注)マルチパスとは、壁や天井などで反射した電波が複数の経路をとおって受信側に届く現象です。反射した電波は、直接届いた電波より遅れるので、受信側では遅れて届いた電波の影響を防ぐ必要があります。
ビーコンに国情報を付加 ビーコンに国情報を含めるか否かを設定します。含める場合は「有効」、含めない場合は「無効」を選択してください。デフォルトは「有効」です。
この項目は、無線1のときに表示されます。
プロテクション IEEE 802.11n、acが従来規格(IEEE 802.11a/b/g)の機器との干渉を防ぐ信号を送信するか否か。
「Auto」は、本製品が使用するチャンネルで従来規格の機器(無線クライアントや他のアクセスポイント)を検出すると信号の送信(プロテクション)を行い、通信速度の低下を改善します。IEEE 802.11n、acと従来規格の機器が混在する環境では必ず「Auto」にしてください。
「オフ」は、信号の送信を行いません。IEEE 802.11n、acと従来規格の機器が混在している環境でこの機能をオフにすると、それらの機器の間で無線電波の干渉(コリジョン)が多発し、パフォーマンスが著しく下がります。
デフォルトは「Auto」です。
無線1のモード「IEEE 802.11b/g」では、IEEE 802.11bとIEEE 802.11gの干渉のプロテクションを行います。
ビーコン間隔 本製品が周期的に送信するビーコン信号の送信間隔を、20〜2000の数値(ミリ秒)で設定します。デフォルトは「100」です。
DTIM間隔 本製品が送信するビーコンに、DTIM(Delivery Traffic Information Map)を挿入する割合を、1〜255の数値で設定します。デフォルトは「2」です。
「2」はビーコンを2回送信するうちの1回にDTIMを挿入します(DTIMを持つビーコンと持たないものが交互に送信されます)。
DTIMは、無線クライアントが省電力モードで動作しているとき、無線クライアント宛に送信すべきパケットが存在することを無線クライアントに通知します。
無線クライアントが通信可能な状態になれば、本製品は無線クライアント宛にパケットを送信します。
この値を大きくすると省電力の効果は高くなりますが、応答が悪くなります。
パケット分割しきい値 パケットを分割(Fragmentation)して送信する場合の、分割の基準となるパケットサイズを256〜2346の偶数の数値(バイト数)で設定します。
設定した数値より大きいパケットは分割して送信します。
ただし、「2346」を設定するとパケットの分割を行いません。デフォルトは「2346」です。
通信状態が悪く、大きなパケットでは再送が発生するような環境では、送信するパケットサイズを小さくすることにより、状況が改善することがあります。
しかしながら、通常はこのサイズの変更はおすすめいたしません。
RTSしきい値 IEEE 802.11b、g、aによる通信において、RTS(送信要求)パケットを送信するか否かを決定するためのパケットサイズです。サイズを設定すると、送信しようとしているパケットがこのサイズよりも大きな場合に、パケットの送信前にRTSパケットを送信します。
0〜2347の数値で設定します。「2347」を設定するとRTSパケットを送信しません。デフォルトは「2347」です。
RTSしきい値を低く設定すると、頻繁にRTSパケットが送信されます。
これは、より多くの無線帯域を消費し、スループットを下げますが、通信トラフィックが多いとか、干渉を受けているネットワークにおいては、コリジョンや干渉が改善されることがあります。
しかしながら、通常はこのサイズの変更はおすすめいたしません。
IEEE 802.11n、acによる通信では、この設定に関わりなくRTSパケットを送信します。
最大ステーション数 無線1、無線2ごとに、接続可能な無線クライアント数を0〜200の数値で設定します。本製品に接続できる無線クライアント数は、無線1と無線2の合計になります。
「0」に設定した場合、無線クライアントはその周波数帯で接続されません。デフォルトは「200」です。
送信出力 本製品の電波出力の強度を「最大」「強」「中」「弱」「最小」から選択します。デフォルトは「最大」です。
アンテナ型番選択 本製品に接続するアンテナの型番を選択します。「Default」から変更できません。この項目は、AT-TQ4400eだけにあります。この項目は、サポート対象外です。
マルチキャスト送信レート 本製品にサポートさせたいマルチキャスト送信レートを下記から選択します(Mbps)。ブロードキャストやビーコンの送信もこのレートが使用されます。
「Auto」を選択すると、「レガシーレートセット」で選択されているベーシック・レートセットのうち最も低いレートを使用します。デフォルトは「Auto」です。
無線1:54 48 36 24 18 12 11 9 6 5.5 2 1 Auto
無線2:54 48 36 24 18 12 9 6 Auto
レガシーレートセット 通信プロトコルがIEEE 802.11b/g、IEEE 802.11aの場合のレート(通信速度)を設定します。

サポート
本製品でサポートさせたいレートを下記から選択します。選択するレートにチェックを付けてください。
デフォルトは、本製品がサポートするすべての速度が選択されています。
無線1:54 48 36 24 18 12 11 9 6 5.5 2 1
無線2:54 48 36 24 18 12 9 6

ベーシック
本製品に接続してくるステーション(無線クライアントや他のアクセスポイント)が、本製品への接続を許されるために最低限サポートしていなければならないサポート・レートセットです。ステーションのサポート・レートセットに、このベーシック・レートセットのひとつでも欠けていると接続は許されません。一般的なステーションのサポート・レートセットはベーシック・レートセットより高いレートを含んでいるので、通常はベーシック・レートセットより高いレートで接続します。
「サポート」で選んだレートの中から選択します。選択するレートにチェックを付けてください。通常は変更の必要はありません。デフォルトは以下のとおりです。
無線1:11 5.5 2 1
無線2:24 12 6
MCS(データレート)設定 通信プロトコルがIEEE 802.11nの場合のレート(通信速度)を設定します。
この項目は、nを含む(acを含まない)モードに設定したときに表示されます。
選択するインデックスにチェックを付けてください。レートとインデックスの対応は表2を参照してください。デフォルトは、選択可能なすべてが選択されています。
・AT-TQ4400/4400e/3400/3200/2450(2ストリーム):0〜15が選択可能
・AT-TQ4600/3600(3ストリーム):0〜23が選択可能

n/acの両方を含むモード(無線2)では、インデックスは次のように固定設定されており、この項目は表示されません。
・AT-TQ4400/4400e(2ストリーム):nでは0〜15全選択、acでは0〜9全選択
・AT-TQ4600(3ストリーム):nでは0〜23全選択、acでは0〜9全選択
(注)IEEE 802.11nのデータレートに対応するMCSインデックスと、IEEE 802.11acのデータレートに対応するMCSインデックスはそれぞれ別のものです。
ブロードキャスト/マルチキャスト速度制限 イーサネットポートで受信したブロードキャストとマルチキャストのパケットが無線LANで送信される際の制限を行うか否か。
行う場合は「チェックあり」、行わない場合は「チェックなし」にします。
デフォルトは「チェックなし」です。
他の機器のARPリクエストやDHCPメッセージなど、ブロードキャストやマルチキャストは、ネットワーク上のほとんどの機器にとって自分には関係ないものです。
この機能を有効にすると、ネットワークに送信される冗長なパケットの数を制限します。また、次の2つの項目の入力が可能となります。
速度制限 1〜50の数値(パケット数/秒)で設定します。デフォルトは「50」です。この設定値は、無線1または無線2ごとに現在有効となっているVAP全体で共有されます。例えば、無線1で3つのVAPが有効になっていれば、個々のVAPにおける制限は50/3となります。また、仮に3つのVAPに向かうパケットがそれぞれ40ずつあったとすると70(=40×3-50)が破棄されます。
バースト時の速度制限 「速度制限」の設定値〜75の数値(パケット数/秒)で設定します。デフォルトは「75」です。
この速度制限を上回るブロードキャストとマルチキャストのトラフィックは、間欠的なバーストとなります。


Note - IEEE 802.11n、IEEE 802.11acを使用する場合、「オプション設定」/「QoS」画面の「Wi-Fiマルチメディア(WMM)」が「有効」(デフォルト)である必要があります。
Note - 2.4GHz帯(無線1)では、拡張チャンネル側帯域で他の通信が行われていることが確認された場合、自動的に20MHz帯を使用した通信へと切り替わるため、一般的な環境においてチャンネルボンディング(40MHz幅)が使用できる場面は非常にまれです。
Note - 「定期チャンネル更新」が有効となっているとき、本製品の起動直後のチャンネル更新のログは出力されません。
Note - 「プロテクション」を「オフ」にしてもRTS/CTSが送出されます。
Note - サポートレートを超えるレートで送信されたパケットを受信します。
Note - AT-TQ4600(無線1)、AT-TQ3600のIEEE 802.11nを含むモードにおいて、「MCS(データレート)設定」で3ストリームのインデックス16〜23だけを有効にしたい場合は、インデックス16〜23のすべてとインデックス0〜15のうちのどれかひとつを有効にしてください。インデックス16〜23だけを設定した場合、その設定は無効となり、インデックス0〜7が有効となった状態で動作します。

表 2:IEEE 802.11nのMCSインデックスとデータレート
   
データレート(Mbit/s)
 
800ns
400ns
ガードインターバル
インデックス
ストリーム数
20MHz
40MHz
20MHz
40MHz
使用帯域幅
0 1 6.5 13.5 7.2 15  
1 13 27 14.4 30
2 19.5 40.5 21.7 45
3 26 54 28.9 60
4 39 81 43.3 90
5 52 108 57.8 120
6 58.5 121.5 65 135
7 65 135 72.2 150
8 2 13 27 14.4 30
9 26 54 28.9 60
10 39 81 43.3 90
11 52 108 57.8 120
12 78 162 86.7 180
13 104 216 115.6 240
14 117 243 130 270
15 130 270 144.4 300
16 3 19.5 40.5 21.7 45
17 39 81 43.3 90
18 58.5 121.5 65 135
19 78 162 86.7 180
20 117 243 130 270
21 156 324 173.3 360
22 175.5 364.5 195 405
23 195 405 216.7 450



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